東京・渋谷区にある国学院大学博物館で、関東などの神社が所有する名刀を集めた特別展が1月22日から始まりました。
会場には刀剣9本のほか、関連する文学資料など合わせて35点が展示されています。室町時代に戦国武将の北条氏綱が鶴岡八幡宮に奉納した太刀は、国の重要文化財に指定されているものです。また、平家物語にも登場する「薄緑丸」は源義経が箱根神社に奉納した刀です。元々は膝丸と呼ばれていましたが、義経が春の緑にちなんで改名しました。
そんな貴重な展示の数々を真剣なまなざしで見つめるのは、若い女性たちです。最近、刀剣をモチーフにしたアニメやゲームの影響で、若い女性の刀剣ファンが増えつつあります。来場した女性は「渋谷というこんな近くで重要文化財の刀が展示されるなんて思っていなかった。うれしい。武器としての美しさ、引き込まれる美がある」「刀剣にはいろいろな技術が濃縮されている。とても素晴らしかった」などと話していました。
国学院大学博物館の内川隆志副館長は「刀の持っている美しさ、そして文献はその刀の歴史的な背景をしっかりと事実として明記している。比較しながら見ることは意義あることだと思う」と話しています。
この展覧会は前期と後期で作品が入れ替えられ、3月16日まで開かれます。
渋谷に名刀が集合 “刀剣女子”も熱視線
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