2月1日の朝、東京都営地下鉄の浅草線で線路の破断が見つかり、一時、全線で運転を見合わせました。都営浅草線では1月にも線路の破断があったばかりです。
1日午前7時ごろ、都営地下鉄浅草線の泉岳寺-三田駅間でレールの破断が見つかり、ほぼ3時間にわたって全線で運転を見合わせました。朝の通勤通学のラッシュを直撃したため、周辺の駅は迂回(うかい)する多くの乗客で混雑し、沿線にあるバス停にも長い列ができました。バス停に並んだ通勤客は「バスを乗り継がないといけないので大変。仕事は遅れて行くことになる」などと話していました。また、駅の利用客からは「電車が動いてないことが分かり、ネットで調べながら移動している。すいてから会社に行こうと思い、待っている」「ベビーカーを押して下に降りたが、動かないのでバスに切り替えます」などといった声が聞かれました。
この影響で、沿線のバス停には長蛇の列ができました。振り替え輸送のバスは大変な混雑で、ようやくバスが来ても満員で乗れなかった人もいました。中には「いっぱいだから『中に詰めて』と言ったが、それ以上は無理だった。仕方ないから降りた。バスしかないから混みますよね」と諦め顔で話す人もいました。
この日は都内の私立中学校の入学試験がピークで、沿線の学校では試験開始に間に合わない受験生が出て、別室で試験を行った学校もありました。
都営浅草線では、1月20日にも浅草-本所吾妻橋駅間のレールに亀裂が見つかり、3時間近くにわたって一部区間で運転を見合わせました。わずか10日余りの間にレールが切れるトラブルが2度、相次いだことになります。
羽田空港と成田空港の東京の2つの玄関口と都心を結び、東京オリンピックでも交通の要となる路線の相次ぐトラブルに、東京都の小池知事はこの日の会見で「ついこの間もレールが破断したばかり。同様のトラブルが発生したのは事実。きょうは入学試験もあったが影響が出た。受験生にも心配を掛けて申し訳なく思う」と謝罪しました。また「詳細な原因は専門機関に分析してもらい、調査結果に応じた対策を講じていく」と述べました。
レールが切れた原因は明らかになっておらず、小池知事は浅草線を運行する東京都交通局に対して、再発防止に向けた確認をするよう命じたということです。
都営浅草線でまた! レール破断で3時間不通、通勤を直撃
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