2月4日は「立春」です。この立春を祝おうと、東京・福生市の酒蔵では縁起物の新酒「立春朝搾り」の出荷作業が行われました。
福生市にある創業150年を超える歴史を持つ石川酒造では、まだ薄暗い早朝6時前から恒例の新酒の出荷作業が行われました。ラベルに貼られている「立春朝搾り」とは、立春の早朝に搾られて瓶詰めされる新鮮な純米吟醸の生原酒で、無病息災や商売繁盛などの願いが込められている縁起物です。
出荷作業には酒蔵の従業員のほか、小売店の人たちが加わるのが伝統で、合わせて100人以上が一本一本に手作業でラベルを貼りました。作業に参加した人たちは「本当に楽しみに、真っ暗な時間から一生懸命早起きした」「今年、いいことがあるようにと願いながら貼っている。(立春朝搾りを)飲んだが、気持ちのせいかおいしく感じる」などと話していました。
日本酒は通常、殺菌などのために加熱処理をしますが、搾りたての新鮮な生原酒は熱を加えておらず、酸味が強くすっきりとキレのある味わいだということです。石川彌八郎社長は「酒屋さんに朝早くから集まってもらった。立春朝搾りは、いわばおもてなし。張り合いがある。楽しくもあり、緊張感もある」と話しました。
出荷されたおよそ6000本の“立春の味”は、東京都内40カ所の小売店に運ばれ、当日中に客の元に届けられる予定です。
縁起物の新酒「立春朝搾り」を早朝出荷 東京・福生の酒蔵
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