議会運営を巡る会派間の対立で、ことし最初の東京都議会の審議は、当初の予定よりも11時間ほど遅れた21日の未明になってようやく始まりました。
21日の都議会・経済港湾委員会の理事会は、小池知事を委員会に呼んで一問一答形式で質疑を行うことを決定しました。日程は3月4日の開催を軸に調整していて、小池知事が通常の委員会に出席するのは1年8カ月ぶりのことです。理事会終了後、経済港湾委の中山寛進委員長は記者団に対し、「知事の招致について打診することが決まった。重要なことなので、しっかり(小池知事に)打診したい」と述べました。
問題となっているのは、旧・築地市場跡地の再開発を巡る方針です。ことし1月、小池知事が発表した案には、当初の基本方針としていた「食のテーマパーク」構想は盛り込まず、新たに国際会議場を柱とする計画が打ち出されました。これについて、自民党や共産党などの会派は「方針転換だ」などと反発し、小池知事が委員会で説明をするよう、強く求めてきました。一方、最大会派の都民ファーストの会と公明党は「本会議での質疑で十分」だとして対立していました。会派間の対立は激しさを増し、20日は開会時刻の午後1時を大幅に過ぎても本会議が開けない混乱が続きました。
最終的に20日夜、尾崎議長が「委員会で知事の一問一答を行う案」を提案し、各会派が合意しました。その結果、予定より11時間遅れの21日午前0時すぎ、議会の審議にこぎ着けました。長い「都議会初日」を終えた小池知事は、深夜2時すぎ「(委員会招致は)議会が決めること。築地の問題などを議員と審議できる機会をいただけたと思っている」とコメントしました。
<都議会混乱の理由と各会派の思惑は?>
連日、TOKYO MX NEWSでお伝えしている通り、東京都議会の議会運営を巡る混乱で前代未聞の事態が続いています。初日の本会議は結局、日にちをまたいで21日の午前2時ごろまでかかりました。
都議会の混乱の理由と各会派の思惑、小池知事の「方針転換」、委員会での「一問一答」などについて、国際医療福祉大学の川上和久教授(政治学)にTOKYO MX NEWSのスタジオで話を聞きました。動画でご覧ください。
大波乱の東京都議会 小池知事の委員会招致を決定
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