東京五輪の開幕まで500日となりました。メイン会場となる新国立競技場も完成に向けて工事も終盤となっていて、街からも期待の声が上がっています。
3月12日に五輪開幕500日前を迎え、東京都内では「楽しみ。多くの外国人が来るのかと思うと、感慨深い」「いいですね。わくわくしています」「わくわくしている。できたら応援にも行きたい」などといった声が聞かれました。またこの日、建設が進む新国立競技場を見ようと、鹿児島からやって来た観光客は「隈研吾さんの造っている建築を見たいなと思って来た。スタジアムを見て、ますます期待が高まった」と話していました。さらに、都内で働く外国人からも期待の声が聞かれました。アゼルバイジャン出身の男性は「アゼルバイジャンも含め、親日国にとって、日本のような憧れている国で五輪が開催されるのは、意味があること。五輪をきっかけに観光客も増えるし、仕事をする人にとっても仕事のチャンスが増える。日本経済が世界で一番尊敬される経済になってほしい」と話していました。
そして、東京五輪開催に並々ならぬ思いを抱く人もいます。新国立競技場の目の前に店を構えて44年となる、こってり背脂が人気のラーメン店「ホープ軒」の牛久保英昭社長です。牛久保社長は「これからいろいろな歴史が始まる。五輪に向かって、うちの店も少しは有名になるかな」と笑います。
国立競技場とともにこの街の変化を見続けてきた牛久保社長は、店の目の前で着々と仕上がっていく新たな競技場を目にするたび、1年後に迫る大会期間中のラーメン作りに意欲が湧くと話します。牛久保社長は「この場所に日本のメインのシンボルとなる競技場ができるのはすごくありがたいこと。世界の人たちが来て、うちのラーメンを味わってもらい、思い出に持ち帰ってもらえればありがたい」といいます。
店では、東京大会によって増える外国人観光客を意識して、英語のメニューや無料のインターネット環境を導入し、世界にラーメン文化を発信したいと意気込んでいます。牛久保社長は「いまのところ『五輪ラーメン』は特に考えていないが、作らなければいけないかなとは思っている。次に日本に来た時に『また、千駄ケ谷のラーメン店に行こう』と思ってもらえたら一番ありがたい」と笑顔で意気込みを語りました。
人々の多くの期待の声を乗せて、東京五輪がいよいよあと500日後、開幕します。
東京五輪まであと500日 新国立前の老舗店「ラーメンの思い出も」
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