「子どもの未来」をあらゆる角度から深堀りするTOKYO MX NEWS・月曜日の特集コーナーです。今回は、東京学芸大学付属世田谷小学校のユニークな学校生活に注目しました。作文を記者会見形式の授業で教えたり、清掃の時間に音楽を流したりといった「楽しく、飽きさせない」をキーワードにした個性的な教育法を取材しました。
「こつは、一撃必殺はないということですよ」と独自の教育法を語るのは、世田谷小学校の5年生を担任する沼田晶弘先生(43)です。やる気に火を付ける“沼田流”の授業で、子どもたちを熱く楽しく指導しています。
この日の国語の授業は、作文の練習です。ところが教室をのぞくと、沼田先生はまるで記者会見のような発表を始めました。子どもたちも記者になりきり、真剣にメモをしていきます。今回の会見のテーマは「沼田先生の新潟出張」で、「新潟出張で好きな人ができましたか?」「『楽しかった』というのを、もう少し具体的に」など、ちびっこ記者からは厳しい質問が次々と飛び出しました。授業は、ただ単に文章を書くだけではなく、“会見”で手に入れた情報で作文することで、楽しみながら文章能力を向上させようという“沼田流”です。
さらに算数では、軽快な音楽が流れる中、掛け算の速さを競うことで計算をスピードアップさせ、給食の時間には「キャプテン」と呼ばれる日直がクラスメートに指示して配膳を仕切ります。給食が終わると掃除の時間ですが、ここでも“沼田流”の仕掛けがあります。ほうきやちりとりを用意した子どもたちは突然、全員が踊り出しました。みんなでそろったキレのあるダンスを披露し、サビの部分が終わるとまた掃除を再開しました。曲が終わるまでに掃除を終わらせるのがルールで、手が足りないところを率先して手伝わないと掃除は終わりません。
楽しい仕掛けによってやる気に火を付ける指導方法を取る沼田先生は、子どもたちの将来について「良いことも悪いこともあると思うが、なぜ成功したのか、失敗したのか。自分で考えて動ける子になってほしい。他人のせいにせず、自分にできることは何なのか考えられる大人になってほしい」と話しています。
<子どもの未来>記者会見で作文練習!? やる気を刺激
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