国交省が全国の老朽化している下水道管を対象とした「特別重点調査」の結果を公表しました。対策が必要な下水道管は748キロにおよびます。
■相次ぐ道路の陥没 水があふれ出すところも…
2026年1月、新潟市の市道で、大型トラックが通り過ぎようとしたその時…突然、道路が陥没しました。
近隣住民
「いつもここの前をトラックが通るときはそこそこ揺れているから、それよりちょっと揺れたくらいの感覚だった」
陥没した穴は直径約5m、深さは約3m。
目の前には銀行、近くには大型スーパーなどもあり、学校の通学路にもなっています。原因は下水道管の損傷だということです。
さらに岐阜市では、道路が陥没し、バスのタイヤが穴にはまってしまっています。
また、鳥取県米子市の住宅街では、歩道が2mにわたって突然陥没しました。
記者
「泥の流出は20m以上でしょうか。道路の方に泥が流れ込んでいます」
歩道に空いた大きな穴から泥水があふれ出し、大量に流れ出してしまっています。
陥没した穴を見ると、深さ2mほどのところに水道管が通っていて、そこに10cmほどの穴があき、水があふれ出てしまっているのが確認できます。
同じ山陰地方の島根県では、2025年8月、水たまりを走っていた軽乗用車が突然、動けなくなります。実は、水たまりに見えた部分に穴が開いていたということです。
この陥没の原因も老朽化した水道管の破裂によるものです。
■原因は老朽化か 国交省が調査 対策必要な下水道管は748km
カメラマン
「中にトラックが落ちているのが確認できます」
2025年1月、埼玉県八潮市でトラック運転手1人が死亡した道路陥没事故などを受け、国土交通省は、全国の自治体に直径2m以上で30年以上経過している下水道管の調査を求めていました。
その結果、対策が必要な区間は全国で748km。
調査対象の、実に16%にあたることが分かりました。
また、対策が必要な区間の周辺を詳しく調べたところ、96か所で空洞も確認されたということです。(※すべて対策済み)
■約750kmの水道管に対策が必要の調査結果
井上貴博キャスター:
作業員が目視で、たるみや破損を逐一調べていくということで、調査を行うのも大変です。
結果として、1年以内に対策が必要である「緊急度I」が201km、5年以内に対策が必要である「緊急度II」が547kmと、合わせて約750kmと、実に東京都から山口県までの距離の対策が必要とのことが分かりました。
出水麻衣キャスター:
老朽化が常々課題になっており、事故も起きていました。今後予算をどうするのか。直す人員はどうするのか。課題がたくさんあります。
井上キャスター:
お金をどう賄っていくのかということも大変重要になります。
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相次ぐ道路陥没 対策が必要な下水道管は「748km」調査で見えた陥没のリスク【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
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