コロナ禍で急成長した「ウーバーイーツ」などのデリバリー市場。ここにきて競争は激しさを増していて、サービス料をとらない“身を切る戦略”を進める企業も出ています。
“本格的な外食の料理をお家で楽しめる”…いまや“社会インフラ”となったフードデリバリー。その市場に“異変”が起きています。
目を引く水色の配達バッグ。北欧生まれの「ウォルト」。コロナ禍の2020年、広島でサービスを開始し、その後、全国に展開しました。ところが…
ウォルトの発表文
「ウォルトは日本からの撤退に関する決定について発表を行いました」
サービスをきょうで終了し、日本から撤退します。
新型コロナウイルスの影響で2020年から一気に需要が拡大したフードデリバリー市場。絶対王者の「Uber Eats」の広がりもあり、市場規模も右肩上がりで成長しましたが、近年は“足踏み状態”が続いています。そこに、外国資本の“新たな黒船”が次々と参戦。限られた客を奪い合う、まさに“デリバリー戦国時代”を迎えているのです。
生き残りをかけて“勝負に出る”企業も。東京・目黒区のラーメン店。デリバリーの注文に大きな変化が…
中華そば 竹むら 吉田店長
「大体(月に)20万円ぐらいの売り上げだったが、今は130万円ぐらい。かなり増えた」
デリバリーの売り上げが昨年末からおよそ6倍に。そのワケは、フードデリバリーの販売価格。通常、店舗で食べるよりも高い価格となるデリバリー。しかし去年12月から「出前館」とタッグを組み、店舗と同じ価格でのデリバリーを始めました。
利用客
「めちゃくちゃ助かる。気軽に使いやすいと思う」
出前館は今月からお店価格で提供する加盟店を1万店舗以上に拡大させています。“デリバリー1件あたりの利益を削ってでもシェアを取りに行く”…まさに“身を切る戦略”にも見えますが、今後サービスは継続できるのでしょうか?
出前館 矢野哲 社長
「仮に1件あたりの利益が下がったとて、オーダーがそれ以上に伸びているので、絶対額の利益が増える構造。出前館として最終的にはナンバー1のシェアを得ることが最終的な戦略」
“デリバリー戦国時代”をどこが勝ち抜くのか?その熾烈を極めた戦いは今後、益々激しさを増しそうです。
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デリバリー強化で売上6倍の店舗も フードデリバリー市場の競争激化で「ウォルト」は撤退…「利益削ってもシェア奪う」身を切る戦略の企業も|TBS NEWS DIG
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