「白紙」となったホンダと日産の経営統合。その「日産」に水面下で近づいているとされているのが、台湾の「鴻海精密工業」です。狙うのは“車のスマホ化”。スマホのような次世代の車のカタチとは?
■歩み寄る台湾の鴻海 “協業を提案”
ホンダと日産の経営統合が“破談”と報じられてから1週間。それぞれのトップが13日夕方、初めて言及しました。
ホンダ 三部敏宏 社長
「経営統合に関する協議・検討を終了することに両社で合意し、本日両社取締役会での決議をもって正式に決定した」
日産自動車 内田誠 社長
「(ホンダの)完全子会社となった場合、我々にとって自主性はどこまで守られるのか、日産が持つポテンシャルを最大限引き出すことができるのか、私たちは最後まで確信を持つに至らず、この提案を受け入れることができなかった」
意思決定など経営のスピードを優先するために統合協議を見送ったと説明した両社。また、日産の内田社長にはこんな質問が投げかけられました。
ーー鴻海が経営への参画を水面下で検討しているといった報道もあったが、今後の協業に向けての基本的な考え方は?
日産自動車 内田 社長
「鴻海社の我々に対するアプローチの件ですか、一部報道でいろいろ私も目にしているが、実際に当社のマネージメントレベルと話をしたというケースはない」
日産を買収するという観測も出ている台湾の大手電子機器メーカー「鴻海精密工業」。鴻海の幹部が1月、日本を訪れ、日産側と接触していたと台湾メディアが報じていました。
鴻海精密工業 劉揚偉 会長
「鴻海にとっては買収案でなく協業です」
鴻海の会長は12日、日産との協業を強調しました。
■“車のスマホ化” 業界再編が加速
いま、めまぐるしく変化している自動車業界。その要因のひとつが“クルマのスマホ化”です。
スマホのようにソフトウェアの更新やアプリのインストールで、自動運転など様々な機能を追加できるようになるという次世代のクルマ。中国の通信機器大手「ファーウェイ」やスマホメーカー「シャオミ」が相次いで自動車事業に参入しています。
また、こちらはリビングのような車内。鴻海が2016年に買収した電機メーカーの「シャープ」も、EV=電気自動車のコンセプトモデルを2024年9月に発表。鴻海は自動車事業への本格進出を狙っています。
このEV部門の責任者、実は日産を知り尽くした人物です。
鴻海精密工業 EV事業の最高戦略責任者 関潤氏
「今ご紹介いただきましたように、日産自動車に33年ほどおりまして」
かつて日産のナンバー3まで上り詰め、内田社長とトップの座を争った関氏。2024年9月にはこんな発言も…
鴻海精密工業 EV事業の最高戦略責任者 関氏
「全部自前でやろうと思っているわけではなく、必要であればM&Aをやっていく」
ホンダと日産の経営統合の協議は白紙となりましたが、EVやソフトウェア開発での協力は続けていく方針です。ただ、ホンダの幹部は…
ホンダ幹部
「仮に日産が鴻海と手を結んだら、技術流出などの観点から協業は難しい」
日産の経営は難しい舵取りを迫られています。
▼TBS NEWS DIG 公式サイト https://newsdig.tbs.co.jp/
▼チャンネル登録をお願いします!
http://www.youtube.com/channel/UC6AG81pAkf6Lbi_1VC5NmPA?sub_confirmation=1
▼情報提供はこちらから「TBSインサイダーズ」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/tbs-insiders.html
▼映像提供はこちらから「TBSスクープ投稿」
https://www.tbs.co.jp/news_sp/toukou.html
#ニュース #news #TBS #newsdig
ホンダ・日産の経営統合が白紙に… 日産に急接近の台湾“鴻海”の狙いは「車のスマホ化」次世代のクルマをめぐり業界再編加速へ【news23】|TBS NEWS DIG
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ