政府の「異次元の少子化対策」には「大学無償化」や「時短育休への給付金」など多くのメニューが盛り込まれました。薄井シンシアさんは“共働き”促進だけでなく、「子育てに専念する選択肢も」充実させるべきだと話します。
■“異次元対策”「大学無償化」などに
政府の「こども未来戦略会議」では、子どもが3人以上いる世帯の大学などの入学金・授業料について所得制限を設けずに無償化を行うとしています。
また、▼2歳未満の子どもを育てながら時短勤務をする人に賃金の1割に相当する額の給付をする方針を示しました。▼児童手当の所得制限を撤廃し、高校生まで延長することなども盛り込まれました。
一方、対策には3兆6000億円の財源が必要で、うち1兆円は支援金制度を創設し、医療保険料に上乗せして徴収を開始するとしています。
■「両方支援するのが本当の多様性」具体的には…
小川彩佳キャスター:
シンシアさんは専業主婦を経てキャリアを広げて来られましたけれども、この具体策をどんなふうに受け止めますか?
薄井シンシアさん:
本当に今、いろんな子育て支援が出てて、すごくいいなって本当に心から思ってます。ただ、やはり私としては、今ある支援ってどうしても子育てと仕事を両立する方々のための支援に見えるんですね。
やはり、みんながみんな両立したいっていうわけでもないし、もう本当に子育てに集中したい人もいれば、両立したくてもできない人もいるんですよね。
例えば私のところに、よく女性から届くメッセージは、「両立したいが、子供が不登校になったから専業主婦にならざるを得ない」。そういうのもあるので、やはり支援というのは、女性が両立しても、子育てに専念したとしても、両方を支援してほしいんですね。
離職期間があっても、仕事に戻れるシーンを作れば、もう少し女性自身が安心して子育てできるんじゃないかなと思うんですね。
具体的に例えばどういう支援かっていうのは、子育て中に例えば年金みたいな別資金を何年間か渡すとか、子育てが一段落したらリスキリング(新しいスキルの再習得)とかね、また学校に戻れるとかね。
復職の支援と、あとやはりこの一番大きな課題というのは、仕事って勤務年数ではなくて、実績で判断してほしいんですね。だから就職できたらいわゆるファストラック(特別な道)も作ってほしいんですね。
小川彩佳キャスター:
今本当にね仕事と家庭の両立をしたい人もいれば、子育てに1回専念して仕事に戻りたいという人もいる。また専業主婦になかなかなれない、仕事をせざるを得ないという方もいる。いろんな方がいますけど、みんな不安なんですよね。
薄井シンシアさん:
そうですね。だから両方支援するのが本当の多様性ではないでしょうかね。
小川彩佳キャスター:
そういうことになりますね。
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「共働き促進だけでなく 子育てに専念できる選択肢も必要」 47歳で再就職した薄井シンシアさんが感じる“異次元の少子化対策”への違和感【news23】|TBS NEWS DIG
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