学校での“黙食”について、文部科学省は去年11月、「適切な対策を行えば会話は可能」という通知を学校に出していますが、実際には“黙食”が続いている学校が多くあります。今後、“賑やかな給食の時間”は戻るのでしょうか。
■黙食やめてもマスク着用は続く
コロナ前の給食の様子。席を向かい合わせにして、会話が弾んでいます。
一方、いまは…
席を前に向けたまま。こちらの小学校では去年11月から黙食をやめましたが…
記者
「隣同士会話をする様子はなくて、みんな黙々と給食を食べています」
2か月前と、様子はあまり変わらないといいます。
小学5年生
「自分一人だけ、しゃべっていて浮くみたいな。静かに食べたい人もいるし、迷惑になるのかなと」
葛飾小学校の校長
「ずっと黙食の期間が長かったので。喋る子は割と少ないのかなと思う」
■マスク着用で求められる「個人判断」
こうしたなか政府は、マスクの着用について今後「個人の判断に委ねる」方針ですが、子供たちは…
小学6年生
「外さない。なんか恥ずかしい」
「マスクすることに慣れているから、そっちの方(着用)がいいかなと」
「やっぱり相手の表情をみながら喋れるので、外したい」
■学校現場は危惧
子どもにも「個人の判断」を求められることを、学校現場では危惧しています。
東戸山小学校の校長
「『個人の判断』というのが、子供のプレッシャーとか同調的な『いま合わせなきゃいけない』、でも本当は外したかったら『外していいんだよ』と伝えたい。みんな外しているけど『着けてもいいんだよ』と、そう思ったらそれでいいということを最後まで大事にしていきたい」
■政府でマスク着用の緩和案浮上
小中学校については、卒業式がある3月にマスク着用を緩和する案も浮上しています。
岸田総理は1月31日…
岸田総理大臣
「発育・発達の妨げにならないよう配慮が必要等との指摘があることも留意しつつ、感染状況等を見ながら専門家と相談し、できるだけ早く示したい」
マスクを「外す」「外さない」「外せない」。
子どもたちの多様な声と、学校は向き合うことになりそうです。
■個人判断の難しさ
山本恵里伽キャスター
「マスクの着用をめぐって政府は今後個人の判断に委ねる方針ですが、子供に個人の判断というのはちょっと難しいような気もしてしまう」
カンニング竹山さん
「そうですね。特に小学校とか、僕もバラエティーのロケとかで何回かコロナ禍のなか、ちょっと喋ったりいろいろ話聞いたりしたことあるが、コロナの知識以外にも、特に女の子なんか恥ずかしいからマスク外したくないとか。そういうことがすごく多くなっているので、子供の判断はやっぱり難しいと思う。
いろいろ家庭によって、コロナの考え方が親御さんによって違かったりするが、やっぱりずっとしておくわけにいかないので、国も文科省もこの日から外しますという運動していくしかないが、絶対的に揉め事は起こる。保護者の人が嫌だって言ったり、本人が嫌だって言ったり。
だが、揉め事が起こるんだけど、長いスパンをかけて、そういうことが起こってもやっていくんだっていう覚悟を、文科省なり国なりはきちっと持ってやっていくしかないと思う」
山本恵里伽キャスター
「もうコツコツと訴え続けるっていうことをやっていってほしいなと思う」
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学校の“黙食”緩和から2か月…いまも続く“黙食”のワケ【news23】|TBS NEWS DIG
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