朝から雪やみぞれが降り続いた東京。先月の大雪の時、けが人が次々と搬送された救急病院では、その患者で病床がひっ迫する事態に・・・。今回の大雪に強い不安の声が上がっています。
■2月10日 都心も積雪 雪の事故も相次ぐ
朝から雪やみぞれが降り続いた2月10日の東京。都心では日中徐々に気温が下がり、午後7時前には0.6℃まで下がりました。東京・新宿駅前では凍結防止剤をまくなど、雪への備えを進めました。
新宿駅に居た男性
「大阪から今来たところです。こんなに雪が降ってるとは思わなくて、帰れるかなと思ってちょっと心配です。今夜帰らないといけないので」
首都圏のJR各線や私鉄はおおむね平常通り運行したものの、JR東日本は東京と山梨や長野を結ぶ特急などを運休としました。
朝早くから10センチほどの雪が積もった神奈川県・箱根町では、雪による事故も相次ぎました。
道路の途中で動けなくなった車。その後、レッカー車によりけん引されました。
また、タイヤにチェーンが装着されているにも関わらず、側壁に激しく衝突してしまった車も。
■「救急にとどめ刺した」雪による医療への影響も
救急病院でも雪の影響を心配していました。東京・八王子にある救急医療に特化した清智記念病院では…。
救急隊員
「病院のベッドに移る準備しますね。まだ動かずお待ちください」
搬送されてきた患者をベッドへ移すにも、東京消防庁の救急隊員や看護師ら数人がかりで行います。
近隣病院の救急受け入れが止まり、この病院に搬送される患者が急増する中、雪によるけが人への対応を懸念しています。
清智記念病院 横山智仁 理事長
「(1月の大雪の時)大量に転んで骨折した方が運ばれてきてしまって。骨折は手術してすぐに帰れるわけじゃなくて、(入院して)リハビリも必要なので。救急にかなり、とどめを刺した部分があって…」
1月の雪によるけが人の入院で、病床のひっ迫に拍車がかかったといいます。現在177床のうち空いているのは1床のみです。
清智記念病院 横山智仁 理事長
「ベッドが今日の時点でないとなると、明日以降、(雪で)転んじゃった人がいたら、この地域の人がどこに搬送されるのか…」
救急搬送も入院も難しい今、慎重に行動してほしいと訴えます。
清智記念病院 横山智仁 理事長
「どちらかというと、雪の最中よりも翌日の朝以降が危ないので。積もったり、少しでも路面が凍結していたら、明日(2月11日)以降はなるべく不要不急な外出は控えて欲しい」
(10日23:39)
「雪でけが人が出ても受け入れられない・・・」ひっ迫する救急病院の訴え
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