東京の病床使用率が1日、50%を超えました。感染者数の増加と共に自宅療養者は増加し、買い物代行サービスへは依頼がひっきりなしに。そして、医療の現場では今何が起こっているのでしょうか。
■自宅療養者の急増で依頼殺到のサービスとは
感染が拡大し自宅療養者が増えるなか、いま依頼が殺到しているのが“買い物代行サービス”です。
クライアントパートナーズ担当者:
依頼者のお子さんが今日、新型コロナ陽性がわかったので代わりに栄養のあるものとかを届けてほしいというご依頼でした。
スタッフがまず向かったのは都内の青果店。
クライアントパートナーズ 帆足裕子さん:
日持ちするフルーツと、イチゴが好きなのでイチゴを買ってきてくださいという依頼です。
依頼者は感染して自宅療養中だという30代の男性。一人暮らしで頼れる人もおらず、今回代行サービスを利用したといいます。
その後、薬局で「冷却シート」や「体温計」などを購入。突然の自宅療養で準備する余裕は一切なかったということです。
そして、買った品物は接触を避けるため“置き配”。届けた後に電話で確認を行います。
クライアントパートナーズ 帆足裕子さん:
お荷物を置かせていただきましたのでご確認ください。体調の方もお大事になさってください。
■増え続ける自宅療養者 7万人超え
右肩上がりに増え続ける自宅療養者。東京都では7万人を超え過去最多を更新しました。
1月27日、在宅診療の医師が往診したのは80代の女性。一緒に暮らす家族から陽性者が出ました。女性は呼吸の状態なども安定していますが、検査の結果は「陽性」。
医療スタッフ:
お母さん、息苦しいとかありますか?
80代女性:
息苦しい?それはないけど。
しかし、血中の酸素量は91%と、入院が必要なほど低下。すぐに入院の調整に入ります。
ここ最近は、症状が悪化しているものの自覚症状がない高齢者も増えているといいます。
ひなた在宅クリニック山王 田代和馬 院長:
特に高齢者ですね、あとはノーワクチン。この層だと酸素が下がっている人がいますので、ちょっと注意しているのが現状ですね。
最近は往診にいくケースが減り、およそ9割がオンラインで診断を行っていると言いますが・・・
ひなた在宅クリニック山王 田代和馬 院長:
ご年配の方は(オンラインでの)臨床診断がかなり難しいので、往診して診断ということが多くなってきてクリニックの中での作業と外での対応っていうのが非常に多くなってきています。第5波よりも大変だなと思っています。
■病床使用率が50%超え、緊急事態宣言の行方は
一方、自宅療養者数だけでなく、増加の一途をたどっているのが「病床使用率」です。
東京都では50.7%と、緊急事態宣言を要請する目安を超えました。ただ、1月31日に岸田総理は「重症者用の病床は確保されている」などとして現時点で国として緊急事態宣言の発出は検討していないと明言しました。
大学生:
お店とかも大打撃を受けるから、簡単に(緊急事態宣言を)「出します」と言えないのも分かるんですけど、早いところ出して落ち着けてくれた方が安心はできるかなと。
飲食店経営:
出した方がいいと思うんですけど、仕事をしているので職業柄出してほしくはない。
2人の子ども持つ母親:
私は個人的には出してほしいですね。子どもの感染率が上がっているということを考えると。(陽性者が)保育園も増えているし。
■医療の現場では
昭和大学病院 相良博典 院長:
(入院患者は)24名ですね。結構出入りが激しいので1つのベッドを1日で2回動かすということもやっていますね。
24人が入院している昭和大学病院。9つある重症患者用のベッドは、現在3床を利用している状況だといいます。
まだ余裕があるようにも思えますが、ある問題が・・・
昭和大学病院 相良博典 院長:
(医療スタッフが)濃厚接触者になってなかなか仕事をできない状況になっている。その人たちが現在50名弱います。
今後、医療スタッフが足らず、コロナ患者の受け入れに支障をきたす恐れもあるといいます。
昭和大学病院 相良博典 院長:
これからまた濃厚接触者、あるいは感染者が増えてくるとですね、病床の削減とかそういうところでの調整が必要になってくる可能性があるかなと思っています。(01日18:38)
自宅療養者の急増で買い物代行へ依頼が殺到、医療の現場では異変も
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ