1日、東京都では緊急事態宣言の要請を検討する基準とされる病床使用率50%を超えました。小池都知事は会見で「総合的に検討していく必要がある」との考えを示しました。
埼玉県戸田市にある公平病院では、新型コロナの感染拡大をうけてプレハブを利用した発熱外来を1月22日から始めました。
2月1日午前、取材に行くと子どもを含む十数人の行列ができていました。
ここ1週間は1日あたり200人から300人が発熱外来を訪れているといいます。
医師:「いま、頭痛と咳ってどう?」
患者:「咳 少しだけ」
医師:「熱どう?」
患者:「熱は結構すごいです」
公平病院 公平誠 院長:
「行列になるほど数が多くなってきたのは先週からでして、前日から喉が痛くなった、熱が出ている、そして咳が出ているという方が多いです」
入院患者も増加しています。この病院には、コロナ専用病棟があり、68床を準備しているといいますが、2月1日午後5時現在、半数以上の38床が埋まっています。
入院患者は高齢者が多いといいますが、若い世代も入院しています。
スタッフ:「咳とかはどうです?」
入院患者(20代):「咳はまだ少し出ます。夜になってくるとまだ熱がおさまってないので」
公平誠 院長:
「現状キャパシティとしてはギリギリのレベルに近いと思います」
1日、東京都が新たに発表した新型コロナの感染者は1万4445人。そして、注目されていた病床使用率は、東京都が国に対し「緊急事態宣言」の要請を検討するとしてきた50%を超え、50.7%となりました。
東京都 小池百合子知事:
「病床をどのように有効に活用していくのかといった点、これらのことをまさに総合的に検討していく必要があります」
また関係者への取材で、都が、緊急事態宣言を要請する際の新たな基準を策定中であることが分かりました。病床使用率だけでなく、重症者の数などを判断基準に加える方針で今週中にも発表される見込みです。
一方、政府分科会の尾身会長は、1日、緊急事態宣言の発出の基準について、「入院者の重篤度も考慮する必要がある」との考えを示した上で・・・
政府分科会 尾身茂会長:
「医療機能不全が想定されれば、実際にその機能不全が発生する前に緊急事態宣言を出すオプションもあり得ると思う」
1日、全国の新規感染者数は8万人を超え、火曜日としては過去最多となりました。
こうした中、厚労省は、新型コロナワクチンの3回目の職場接種の対象を1会場あたり1000人以上から「500人以上」に緩和。接種を加速させたい考えです。(01日23:08)
病床使用率50%超に “宣言”小池都知事「総合的に検討」
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