東京都の新規感染者が7日連続で1万人超え。病床使用率は緊急事態宣言を要請する基準50%に迫っています。急激に患者が増えているコロナ病棟の最前線を取材しました。
■迫る病床使用率「50%」 東京の緊急事態宣言どうなる?
1月31日午後10時すぎ。
都内を車で走ってみると…。
記者:
新宿の歌舞伎町です。奥の方見ますと、かなり人がいるように見えます。明るさも通常時と変わらないように見えます。
1月31日に東京都で確認された新規感染者は1万1751人。月曜日としては過去最多で、先週月曜からおよそ1.4倍に増えています。
街の人たちも気にしているのが、緊急事態宣言の行方です。
ホテル勤務の20代男性:
まん延防止も、重要ですけど、緊急事態宣言は出した方がいいと思います。
岸田首相は慎重な立場を崩していません。
岸田文雄 首相(1月31日 衆議院予算委員会)
「少なくとも現時点で緊急事態宣言の発出は、政府としては検討はしていないということであります」
東京都の病床使用率は1月31日現在で▼49.2%で、宣言を要請する一つの基準▼50%は目前に迫っています。
■「根本的に対応を…」 コロナ治療現場の医師が漏らす危機感
コロナ患者を受け入れ、救急医療も行う、東京都・江戸川区の東京臨海病院では…。
記者:
午後8時過ぎです。救急車1台が病院に入ってきました。高齢の男性でしょうか。1人、ストレッチャーに乗せられて病院の中に入っていきます。
このわずか10分後、さらにもう1台の救急車が患者を病院に搬送してきました。
呼吸器内科部長 山口朋禎医師:
軽症中等症の専用のいわゆる“コロナ病棟”では、1月31日現在33床の病床があります。
こちらの病院では1月31日現在、重症者含めて29人のコロナ患者が入院。前の週から急激に患者が増えたといいます。
山口医師:
肺炎で呼吸不全があるような患者さんですね、中等症2の患者さんが急に増えてきまして、もちろん高齢者が多いです。
1月31日に山口医師が撮影したコロナ病棟の映像には、1週間ほど前から入院している87歳の女性が。ワクチンは2回接種済みですが、中等症で肺炎を患っています。
山口医師:
具合はどうですか。
87歳女性患者:
いいですよ。今は、せきもたんも出なくなった。だから自分が良くなったのが毎日わかる。
山口医師:
ワクチンを打ってましたっけ、2回。
87歳女性患者:
2回やってます。
山口医師:
けど肺炎にかかっちゃったんだね。頑張ってくださいね。
87歳女性患者:
すっかり治るまで帰らない。
1月31日に入院したこちらの男性もコロナに感染し、肺炎になりました。
山口医師:
普通の風邪だと思いますよね。
59歳男性患者:
ずっとなんかやっぱ胸ちょっと痛いかなと思ってるんだけど。風邪かな、どうかな。熱が上がったり下がったりしてるので。
山口医師:
気分的に良くなりました?
59歳男性患者:
よくなりました。食欲も湧きました。
山口医師はオミクロン株の猛威について危機感を募らせています。
山口医師:
本当に我々も一番驚いていますけども、今の状況は第3波、第5波と同じような感じで、やっぱり高齢者の肺炎の方が増えてて。今まさに肺炎の患者さんなんて今までのデルタの患者のデルタのときのような肺炎です。オミクロンが、こんなに肺炎をですね、起こして重症化するんであれば、根本的にやっぱり少し対応を考えなきゃいけないのかなという。(31日23:46)
東京都の病床使用率49.2% “宣言の要請基準”50%に迫る
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ