世界が警戒を強めている変異ウイルス「オミクロン株」が国内で初めて確認されました。年末年始に向け、私たちの暮らしへの影響は?オミクロン株について今分かっていることを、ウイルス免疫学などを研究する峰宗太郎医師が解説します。
00:00 「オミクロン株」国内で初確認
02:51 年末年始への影響は?
04:43 政府 水際対策を強化
05:44 影響を受けそうは人は・・・
07:00 峰宗太郎医師に聞く
07:29 Q.「濃厚接触者70人」注意点は?
07:58 Q.ワクチン2回接種でも感染?
08:55 Q.「新ワクチン」の現実味は?
09:43 Q.今後オミクロン株は広がる?
10:28 星さんに聞く Q.政府の水際対策は?
11:33 Q.今気をつけるべきことは?
■国内初確認 濃厚接触者は70人
世界で広がる変異ウイルス「オミクロン株」がついに、日本でも確認されました。
大学生
「怖いです」
「また流行るのかな」
「やっとコロナが落ち着いて前みたいな生活に戻れると思ったのに残念」
大学2年生
「学校行事とか部活が制限されるのが。大学生になってから全然経験していないのでこれからってときになくなっちゃうことが嫌です」
政府は11月30日夕方、関係閣僚会議を開き、今後の対応を協議。会議後、後藤厚生労働大臣は・・・。
後藤茂之厚労相
「ゲノム解析を行ったところ、オミクロン株であることが正式に確認されました。ちなみにこの方はナミビアの外交官でございます」
オミクロン株への感染が確認されたのはナミビア人外交官の30代男性です。入国時は無症状でしたが、その後、発熱があるといいます。すでにモデルナのワクチンを2回接種済みでした。男性は28日、家族とともに成田空港に到着、検疫検査で陽性となっていました。男性以外は陰性で、現在、男性と家族について隔離措置をしているということです。
同じ飛行機に乗っていて陰性だった70人については・・・。
後藤厚労相
「全員を濃厚接触者として扱って、今後のアプリによる管理、それから2日ごとに検査を行っていただく」
陰性のため、一般的には自宅待機になりますが、濃厚接触者として対応し協力を得られない場合は、名前の公表を行うとしています。東京都によると40人程度が都内在住で、今後都の施設に入れるように調整中だということです。
オミクロン株について、11月30日夜、国立感染症研究所の脇田所長は、まだ十分な知見がないとしながらも・・・。
国立感染研究所 脇田所長
「年末に向けて、人の移動あるいは接触等が増えていく、それから気候も気温も下がっていくという状況ですので、いずれ感染拡大が再度起こりうる想定は我々としては、していかなければいけないと考えている所です」
■オミクロン株確認で年末年始の暮らしへの影響は
オミクロン株への懸念は、年末年始の私たちの暮らしにどんな影響を与えるのでしょうか。
田村真子キャスター
「こちらは旅行代理店のコールセンターです。全国からの予約の電話をここで受けています」
コロナの感染状況が落ち着いていることもあり、コールセンターには今、年末年始の旅行を予約する電話が相次いでいます。
しかし、まだまだ旅行に一歩踏み出せない人も多いようです。
旅行会社の社長
「これが年末年始の予約件数で、コロナ前に比べても去年は半分、4分の1くらいっていう日もあったんですが、今年は去年の倍くらいにはなっているものの、例年と比べたらまだ5割ほどという状況です。みなさんまだ慎重に控えていらっしゃる部分があるのかもしれません」
都内在住の30代の女性は年末に実家の福岡へ帰省するつもりで先週、航空チケットを購入しましたが、オミクロン株の登場によりいま迷っているといいます。
帰省を迷う女性(30代)
「(オミクロン株が)年末年始に広がっていくようだとちょっと怖いなと思ってしまうので」
実家に最後に帰ったのは去年の正月。最近、感染者数が減って、やっと帰省できると思っていたところでしたが。
帰省を迷う女性
「祖母がだいぶ高齢なので万が一のことを考えると怖いなと思う。家族が医療従事者だったり、介護の仕事をしていたりするので、なおさらそこは神経質になっているところがあります」
■政府は水際対策を強化 影響受けそうな人も
政府はオミクロン株の急拡大を受け、水際対策を強化。11月30日からすべての外国人の新規入国を原則禁止としました。
日本時間の11月30日午前0時前に現地を出発した便は対象外で、11月30日朝の空港ではギリギリで入国できた外国人の姿が見られました。
フランスから入国
「夫が日本人でクリスマスと正月のために来たかった。規制の直前に帰ってくるためにフライトを4回変更しました。帰ってこられるか心配だったのでとてもうれしいです」
政府は日本人の帰国者についても指定した宿泊施設での待機を求める対象を23の国と地域に拡大。また、すべての帰国者の自宅待機の期間を最短3日間から14日間に引き上げましたが、影響を受けそうな人がいます。12月出産を控えている女性は・・・。
12月出産予定の女性
「もう37週なのでいつ生まれてもおかしくない状態にはなります」
今年8月からアメリカに出張している夫の帰りを待ちわびています。
12月出産予定の女性
「まだかな?まだかな?早く帰ってこないかなという感じで、お腹が大きくなるたびに募っていって、ただただ『寂しい』『会いたい』というのが気持ちの中ではずっとありました」
当初12月4日に帰国し3日間の待機後、妻の元へ向かう予定でしたが、今回の水際対策の強化により、待期期間が14日間に延長。妻の実家に行けるのは出産予定日の直前になる見込みで、場合によっては出産に付き添えない可能性があるといいます。
12月出産予定の女性
「ギリギリですね。仕方ないなと思いつつやるせない気持ちで複雑な気持ちになってます。(夫も)かなりショックだと思います」(30日23:15)
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オミクロン株を国内初確認 ワクチン接種済みなのになぜ? 年末年始の帰省躊躇する人も
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