気候変動対策について話し合う国連の会議COP26。最終局面で難航する中、EUのティメルマンス副委員長が全体会合で、孫の写真を示しながら熱弁をふるいました。
■EU ティメルマンス副委員長(60)
けさ、と言うか1時間ほど前、息子のマークが孫のケイスの写真を送ってきました。1歳です。
それで、思ったんです。ケイスは2050年には31歳です。
考えてみるとすごいことなんですが、もし我々が成功すれば、孫は生存可能な世界で経済もクリーンで、空気もクリーンな中、安心して暮らしているでしょう。
もし我々が失敗したら、それも今、そしてこれからの数年で失敗したら、孫は他の人類と水や食べ物を巡って戦うことになります。
これが我々の直面している冷徹な現実なんです。
1.5℃目標は、我々の子供や孫が将来、生存不能になることを避けるためのものです。
私は2050年にはこの世にいないかもしれません。多分いないでしょう。でも、孫は青年としてそこにいるはずです。
私は彼に平和で豊かな暮らしを送ってほしいし、この部屋にいる皆さんのお子さんやお孫さんもそうあってほしい。
これは自分ごとなんです。まつりごとではありません。
私はパラオに住んでいるわけではありません。バルバドスに住んでいるわけでも、マーシャル諸島に住んでいるわけでもありません。
彼らにとってはもっともっと自分ごとです。もう足が海水に浸かっているんですから。
これが我々が今、対処しないといけないことなんです。主要な排出国が排出を削減することで、1.5℃目標を保持し続けていく、これが本日の結論の中心にあるべきなんです。(16日20:30)
「これは自分ごと」「我々が今対処しないといけない」 EU副委員長が孫の写真手に熱弁ふるう【COP26スピーチ】
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