衆議院議員選挙の投開票まであと4日。激戦区の一つ、東京5区では立憲・共産などの野党統一候補が現職大臣を射程に入れています。一方、コロナの影響が直撃した候補者も出ています。
「おはようございます」
あさ7時半、駅頭に立ち、有権者に声をかけるのは、若宮健嗣万博担当大臣。
自民党 若宮健嗣万博相
「私ども政権与党である自公連立政権は、まず困った方にすぐ手立てをしていこう。何より日々の生活の安定・安心安全を守って参りたい」
当選4回、岸田内閣で初入閣した若宮候補は外交・安全保障の政策通として知られ、自民党内でも一目置かれる存在です。ただ前回は、わずか2000票余りの差での勝利。今回は野党側が候補を一本化したため、激しい選挙戦となっています。現職大臣の敗北は政権へのダメージに繋がりかねず、自民党側は危機感を募らせています。
自民党 若宮健嗣万博相
「岸田内閣の一員、誰かでも落とせば一つ穴をあけたことになるだろうと思う。向こうは必死になってくると思います。これは絶対に負けられない勝負だなと思っています」
「よろしくお願いします」
若宮大臣を射程に入れるのが、立憲民主党の手塚仁雄候補です。
立憲民主党 手塚仁雄候補
「久しぶりに政権選択選挙になった。腐敗を許さない。隠ぺい・改ざんを許さない。そういう政治の体質づくりが強く求められている」
立憲民主党の都連幹事長として野党共闘の調整にあたり、今回は自ら野党統一候補となりました。共産党を取り込んだ野党共闘には批判もありますが、手塚候補は「野党票が割れれば、自民党に漁夫の利を与えてしまう」と一本化の意義を強調します。
立憲民主党 手塚仁雄候補
「立憲民主党のみならず野党各党の結束も固い。ここは共闘の象徴区だ。ヒリヒリした戦いを毎回毎回やってますけど、そういう意味では今回は手応えを感じます」
一方、この2人に挑むのが、日本維新の会の田淵正文候補です。
日本維新の会 田淵正文候補
「本当に必要なのは、皆さんのことを一番に考える政治なんですね」
現役の医師としてコロナ患者に対応してきた経験をアピールしています。
日本維新の会 田淵正文候補
「本当にこのままでは日本沈没していく。コロナの問題に的確な治る、収まる政策を提案して、みなさんの前にご提示して、命も守り、経済も守っていきたい」
ただ選挙戦中盤、そのコロナが田淵陣営を直撃しました。
田淵候補のフェイスブックより 10月25日
『体調不良を訴えた当事務所スタッフがPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルス陽性と判明いたしました』
陣営スタッフにコロナの感染者が出たことで、田淵候補は当面、街宣などの選挙活動を休止することになったのです。
投開票まであと4日。コロナ禍で行われる初の全国規模の選挙。激戦の東京5区は異例の展開を見せています。(27日23:15)
激戦東京5区 野党共闘の“象徴区” 現職大臣に「危機感」 コロナの影響が直撃した候補者も
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