与野党はどのようにこの選挙戦に臨むのか、それぞれの担当者に聞きます。
まずは与党の戦略について、中島記者の報告です。与党は新政権発足の勢いと新型コロナワクチンの接種の進展は政権の実績とアピールするなどして、与党で過半数の議席獲得を目指しています。
異例の短期決戦となる今回の総選挙について、岸田総理は「国民の審判を仰ぐ。国のこれからを誰に託すのか、国の未来がかかった大切な選挙で、強い覚悟で臨む」と決意を語り、野党との政権運営能力の違いを訴えることにしています。
自民党内では新政権への期待感と新型コロナの感染収束を受けて、「逆風は止まった。それ程議席を減らすことはないだろう」と楽観する声も上がる一方で、一つ一つの選挙区を見ると接戦の選挙区も多く、ある閣僚経験者は「甘く見ていると痛い目にあう」と危機感を強めています。
続いて、野党の総選挙に向けた戦略について、市澤野党キャップの報告です。立憲民主党の枝野代表は、岸田内閣が発足から10日で、十分な論戦をしないまま解散に踏み切ることを強く批判しました。
立憲民主党 枝野幸男代表
「より具体的な説明をされた上で、国民の信を仰ぐということが本来の筋。そこから逃げた形での解散になったことは、日本の民主主義のために、はなはだ残念である」
枝野氏はこの衆院選について、これまでのコロナ対策の評価、経済政策、隠す・ごまかす強権的な政治、この3つを変えるかどうかが争点だと強調しました。また、野党共闘については、きのう共産党が立憲民主党の候補に一本化するため21の小選挙区で候補を取り下げたことに、「敬意と感謝を申し上げる」と述べました。
野党側は小選挙区で与野党一騎打ちの構造をつくるためギリギリの調整を続けてきただけに、枝野氏は「想定を超える一本化を図ることができた」と意気込みを語っています。(14日11:33)
岸田首相が挑む初の“大型”国政選挙 与野党の戦略は?
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