東京都の飲食店では「認証あり」か「認証なし」かで営業時間などが異なります。この「認証のあり?なし?」が分かるのが「虹のマークのステッカー」。しかし、実はこの「虹のマーク」、3種類存在するのです。一体どれが「認証あり」のお店の「虹のマーク」なのか?また、リスクの少ない飲食店をどう判断すべきなのか?専門家にききました。
上村彩子アナウンサー:
(9月30日午後)、東京のモニタリング会議が行われました。新型コロナウイルスの感染状況について、今まで警戒レベルを4段階あるうち、1番上のレベルだったんですが、1段階引き下がることが決まりました。上から2番目のレベルになるのは去年11月以来、およそ10ヶ月ぶりのことです。
しかし、医療提供体制については、通常の医療が大きく制限されていると思われるなどの理由から、最も深刻なレベルを維持することになっています。
東京都の小池知事は、10月1日から点検認証済みの店舗で酒類の提供が可能になる。ステッカーを目印に、安心安全な利用に役立ててと話しています。
緊急事態宣言が10月1日から解除されるということで、東京都でも飲食店、10月1日から制限が緩和されます。しかし制限緩和と言っても、認証があるかないかで変わります。
認証があるお店は営業時間午後9時まで可能です。お酒の提供も午後8時までだったら大丈夫となります。しかし、認証がないお店だと、営業は午後の8時まで、そして酒の提供は自粛要請ということで、今までの緊急事態宣言の内容と変わりません。
では認証のあるなし、皆さんはどのように判断するかご存じでしょうか?
このような白地に虹のステッカー、そして王冠マークがついているもの、皆さん、お店の入り口などでご覧になったことあると思いますが、実はこの2つ、東京都の認証というものがされているお店というわけではないんです。
というのも、こちら。まず、白地に虹のステッカーですが、感染防止対策を実施したあと申請して、お店がダウンロードしているんです。あくまで自己申告という形になります。
そして隣の王冠がついている方のステッカーも、コロナ対策リーダーをお店で選任してネット研修を受講しましたよ、という終了の証なんですね。こちらもあくまで自己申告ということです。
では、どのように認証されているお店かを判断するか。
こちらの青地に虹のステッカー、そして「飲食店等感染防止徹底点検済」というのが書いてあるものが、東京都の認証をしているお店です。
こちらでは、座席の間隔、換気など20項目を都のスタッフが直接点検しているところで、いわば都のお墨付きとなります。
東京都によりますと、こちらの認証店ですが、9月24日時点で9万3654店登録されています。この緑のところずらっと並んでいますが、スマートフォンやパソコンなどで、東京都のホームページから検索が可能となっています。
認証までの手続き、見てみましょう。
まずはお店が電話やネットで申請をします。電話は今殺到中ということでなかなか繋がりにくいかもしれません。ネットだと、比較的スムーズということです。後日、日程調整をします。1週間程度で点検に来てくれて、認証までが繋がっていくわけです。
東京都の担当者の方によりますと、飲食店を利用するときは青いステッカーの店を選んで欲しいというでした。
ホラン千秋キャスター:
松本さんこれ、入ったお店が青字に虹色のステッカーじゃないお店だったとしても、感染対策はしっかりとできているけれども、申請の点検待ちという場合もあると思いますので、お店に入ったときに、例えばどんな部分が揃っていればこの店は安心して利用できるなというふうな目印になるでしょうか?
松本哲哉医師:
そうですね。やっぱり例えばもう入ってみて、ほとんどもう、お客さんが満員状態で、みんながある程度マスクを外して、騒いでるっていうような状況だと、いくらステッカーがあろうがですね、やっぱりそれはちょっと心配な状況だと思います。
ある程度、やはり音も小さくして会話もそこまでされていなくてですね、人もそれほど満員じゃなくて、かつちゃんと換気にも気をつけているというような状況で。ある程度、店の中に入った雰囲気を確認した上で、そこに入っていただくことがよろしいんじゃないかと思います。
井上貴博アナウンサー:
今までどうしても飲食店がスケープゴートにされてきたところもあって、対策を変えなきゃいけないって言われてるのが、この本当に時短営業の有効性ってどのくらいあるのか。
時短ではなくて、その滞在時間の制限と中に入る人数制限の方が有効ではないか、そういう議論があって、もう少しそのあたり本当にどっちが有効かのデータとあと丁寧な説明が欲しいなというふうに思うんですが、どうお感じですか。
松本医師:
私もそう思います。少なくとも例えば8時まで9時までということで、例えばもうほとんど満席の状態で、何とか皆さんがこの時間制限の中でちゃんと飲んで、しっかり話そうというふうになると、それはかなりリスクは高くなると思うんですよね。
例えば時間制限はないけれども、席を半分ぐらいにして、きちんと喚起もやって、会話するときはマスクしようねっていうことでお客さんの協力も必要ですけれど、そういう中でやっていく方がですね、むしろ安心ではないかというふうに思います。
井上アナウンサー:
分科会ではその話は出てないんですかね?
松本医師:
分科会でその細かいところまで、どこまで議論されたかわかりませんけれど、提案としてはなかったということだと、思いますね。
上村アナウンサー:
そして医療面でも明るい話題が伝えられています。
塩野義製薬がコロナウイルスの飲み薬、最終段階に入ったということです。
塩野義製薬は軽症者向けのウイルス増殖を抑制する飲み薬開発しています。今月の27日から最終段階の治験を開始したということです。
塩野義製薬の社長は、現在考えられる全ての変異株にほぼ問題なく効くだろうと話し、早ければ年内の承認の申請も行うということでした。さらに海外はというと、アメリカの製薬会社「メルク」では最終段階の治験に入ったそうです。年内にもアメリカで緊急使用許可の申請もということです。さらに、アメリカでは他にもファイザーですとか、スイスでも最終段階の治験が行われているということです。
ホランキャスター:
松本さんこういった飲み薬が開発されますと、どんなことが期待されるんでしょうか?
松本医師:
今、重症化予防という薬で抗体薬があるわけですけれど、なかなか今は使いづらいし、十分な供給量もないということを考えますと、やはり経口でですね診断されたときに飲んでいただいて、そして重症化予防できるというと本当に使い勝手がいいと思います。
かつ、濃厚接触者になった人に飲んでいただければ、家庭内感染を防げるということもできるので、この内服薬に対する期待はですねかなり大きいものがあると思います。
井上アナウンサー:
考え方としてインフルエンザのタミフルなどのように早く飲むと考えていいですか?
松本医師:
そうです。もし診断されたらですね。例えばもう軽症の段階から早めに飲んでいただくということが大事だろうというふうに思います。
井上アナウンサー:
そうすると検査体制や医療体制などを整えながら、この武器が出てくる、光が広がっていくということなのかもしれません。
松本先生に話を伺いました。どうもありがとうございました。
松本医師:
ありがとうございました。(30日18:38)
東京都「虹のマーク」実は3種類あった?本当の「認証店」どれ?
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