中東・イスラエルとパレスチナのイスラム組織「ハマス」の停戦から1日余り。両者の緊張状態が続くなか、ガザ地区で空爆を生き延びた父親や、日本に住むパレスチナの人たちの想いを取材しました。
「こういったがれき、このガザ市内いたるところにあるわけで、救出作業といいますか、もうがれきの撤去作業ですね、続いているんですけれども、まだこのがれきの下から遺体が見つかっているので、ガザでの死者数というのは増え続けているんです」(須賀川拓記者)
イスラエルとハマスによる停戦が発効されてから1日半が経過した、パレスチナ自治区のガザ。今も各地で遺体の搬出作業が続いていて、これまでに子ども66人を含む248人の死亡が確認されていますが、被害者の数は今後も増える可能性があります。
「私に残されたのは、この子だけです」(父親 モハンマド・ハディディさん)
ガザの病院で、生後5か月の息子・オマルちゃんに語り掛けるモハンマド・ハディディさん(37)。15日未明の空爆で、妻と4人の子どもを亡くしました。オマルちゃんは足と右目を負傷し、亡くなった母親の腕に抱かれた状態で見つかったといいます。
停戦から一夜明けた21日、報道特集の電話インタビューに応じたハディディさん。
「オマルはまだ治療を受けています。一体、子どもたちがどんな罪を犯したというのか」(父親 モハンマド・ハディディさん)
空爆について、イスラエル側から事前の警告は無かったと言います。
「これは子どもや女性に対する犯罪です。彼らはラマダンが終わったお祝いで着飾ったり、おもちゃを持っていただけなのに」(父親 モハンマド・ハディディさん)
停戦後も続く、イスラエルとパレスチナ双方のにらみ合い。21日、日本でも動きが・・・。
「イスラエル大使館の近くでは、日本に住むムスリムの人たちが抗議の声を上げています」(皆川玲奈キャスター)
占領下にあるパレスチナの解放を求めて、在日パレスチナ人など700人以上による抗議活動が行われました。
「私の家はガザにあります。空爆で窓ガラスがすべて吹き飛ばされたと聞きました」(駐日パレスチナ常駐総代表部 ワリード・アリ・シアム代表)
自身も難民だと語る駐日パレスチナ代表部のトップは、本格的な和平の実現に向けて国際社会の協力が不可欠だと訴えます。
「国際社会が国連決議を施行することで最終的な解決方法は見つかるはずです。私たちは隣人であるイスラエルに、そしてイスラエルの人々に手を差し伸べていきたい。暴力は止めて共存していきましょう。私たちにはその準備が出来ています。あなたたちはどうですか」(駐日パレスチナ常駐総代表部 ワリード・アリ・シアム代表)
(22日17:28)
停戦発効も緊張状態続く、ガザ空爆で家族失った父子の思い
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