新型コロナのワクチンを自治体の首長らが“先行接種”して物議を醸すなか、予約キャンセルなどで余ったワクチンをどう活用すればよいか、現場の試行錯誤が続いています。
「午前9時になりました。ワクチン接種会場の扉が開き、これから接種が始まります。今日予約をした方々が検温して中に入っていきます」(皆川玲奈キャスター)
今週から、65歳以上の高齢者への接種が始まった埼玉県川口市。
「(Q.予約は大変でした?)大変。(予約開始の)9時1秒前に(携帯で)入力して、ずっと手を動かして、45分でつながりました」(接種を受けに来た高齢者)
「私は電話かけて、夫はパソコンでやったり。(Q.朝からずっとかけていた?)ずーっと(かけていた)!」(接種を受けに来た高齢者)
予約方法が分からずに直接会場に来た人も・・・。
「さっぱりもう分からないので・・・」(女性)
「会場にお越しいただいたり、会場にお問い合わせいただいても、予約の対応が出来ないんですね・・・」(職員)
政府は7月末までに高齢者への接種を終わらせることを目指していますが、川口市では現時点で1.7%程度。さらに・・・。
「一番少なかった日で7人ぐらい、多いときは11人ぐらいキャンセルがありました。ほとんどは来場されない方が多いですね」(川口市の担当者)
体調不良など急なキャンセルで余ってしまうワクチンをどう扱うか。政府は廃棄しないよう呼び掛ける一方で、活用方法については自治体まかせです。自治体のトップらが余ったワクチンを接種するケースが相次ぎ賛否の声があがるなか、川口市では、救急隊員らへの接種に活用しています。
「消防って市内に分署とか、各拠点がいっぱいあるので、お声がけすると10分以内にはすぐ来ていただける」(川口市の担当者)
「本来であればもっと接種の順番が遅くなると思っていたので、とても感謝しています」(消防局の職員)
一方、こんな自治体も・・・。
「こちらの方に事前に(住民に)キャンセル待ちの申し込みをしていただいた紙を入れておいて、随時抽選で抜き出したものを電話連絡するという形をとっています」(埼玉・杉戸町の担当者)
当日キャンセルが出た分について職員が“くじ引き”をして、当たった住民に電話をかけて廃棄を防いでいるということです。ワクチンをめぐる自治体の試行錯誤が続きます。(15日17:11)
余ったワクチン“くじ引き”で抽選、各自治体の模索
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