世界では新型コロナのワクチン接種の進み方にばらつきが出ていますが、アジアのある小さな国が急激に接種率を伸ばし、注目を集めています。
中国とインドの間、ヒマラヤ山脈の東にあるブータン。
「過去にワクチン接種後にアレルギー反応は?」
美しい山を背景に新型コロナのワクチン接種が始まります。伝統衣装を着ているのはツェリン首相です。
ワクチンが入ったアイスボックスの隣には傘を持った人が・・・。低温での保存が必要なワクチンを日差しから守るためでしょうか。注射器にワクチンを採取して・・・無事、首相への接種は終了しました。
実は、人口当たりの接種率が世界1位となったのが、このブータン。イギリスのオックスフォード大学などによりますと、ブータンではすでに62%の国民が少なくとも1回、新型コロナのワクチン接種を受けました。注目は、先月後半から急速に進んだこと。ブータンでは、接種対象の18歳以上全てに必要な1回目のワクチンを揃えた上で先月27日から1週間、集中して接種を行ったのです。この「一斉接種キャンペーン」は人口77万人という小国だからこその方法かもしれません。
「きょうは、ワクチンの利点について話します」(ブータン保健当局のHPより)
ブータン政府は接種キャンペーンの一環で、こんなビデオも作りました。
そして、接種率第2位のイスラエル。新規感染者の減少を受けて、今週、屋外でのマスク着用義務が解除されたばかりですが、さらに・・・
「ワクチンをゴミ箱に捨てるようなことはしたくない」(イスラエル政府担当者)
地元メディアによりますと、イスラエルでは、余ったアストラゼネカ社のワクチンを、必要とする国に送ることが出来ないか検討が始まりました。イスラエルでは当初、ワクチンを開発する企業に大量の予約をしていて、今になって、余剰分が発生したとしています。
そして、アメリカでは・・・
「私が大統領に就任して92日目の今日、2億回のワクチン接種を達成しました」(アメリカ バイデン大統領 21日)
バイデン大統領は、国内での新型コロナのワクチン接種の回数が目標より早く2億回に達したと発表しました。一方、日本では今月21日までにおよそ235万回、ワクチン接種が行われました。(22日19:19)
新型コロナワクチン接種率世界1位 ブータンの接種計画とは
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