自宅で過ごす時間が続く今、「家庭菜園デビュー」をする人が、増えているそうです。おうちの中で簡単にできる栽培キットの売れ行きも好調です。
東京・港区で暮らす張さん一家が今“ハマっている”というのが、自宅のベランダで行っている野菜作り。育てているのは、アブラナ科の「のらぼう菜」や、スティックタイプのブロッコリー「スティックセニョール」。そして、ハーブの中でも人気の高い「ローズマリー」です。
「すごくいい香りです」(母・張毓青さん)
去年始めたという「家庭菜園」。そのきっかけは。
「コロナ禍でなかなか家から出られなかったというのもあったので、(子供と)一緒にできることとしてもよかったです」(母・張毓青さん)
ステイホームが続くことで、いま「家庭菜園デビュー」する人が増えているんです!
「見てください!たくさんの家庭菜園の商品が並んでいますね!」(近藤夏子アナウンサー)
生活雑貨を取り揃える銀座ロフトには、そんな「家庭菜園デビュー」にぴったりの手軽な栽培キットがずらり!先が尖った“ハート型”のミニトマトが収穫できるものや、コップの縁に可愛い動物をかけるだけで「しっぽ」が水を吸い上げ、バジルなどが育つものまで。まるで本物の卵に見えるこちらも、栽培キット。
「あっ!中から土が出てきましたよ」(近藤アナウンサー)
陶器でできた卵型の中には、土と植物のタネが。水をあげれば、およそ2か月でパセリやミントなどの小さな野菜が育ちます。担当者に売れ行きを聞いてみると。
「去年の3月に比べ1.4倍ほど売れています。ステイホームの期間で、家庭で簡単に育てられる栽培キットが人気となっております」(ロフト 広報 田中寛子さん)
確かに、インスタグラムで「#家庭菜園」と検索すると155万件を超える投稿が。自宅で育てた自慢の野菜をアップする人が続出。大きな盛り上がりを見せているんです。
そんな「家庭菜園」ブームで注目を浴びているのが、こちらのトートバッグ「LFCコンポストセット」。実はこれ「生ゴミ」を「堆肥」に変える優れ物なんです。家庭で出た生ゴミを特殊な「土」と混ぜ合わせ3週間熟成させるだけで、栄養たっぷり“自家製堆肥”の出来上がり。家庭菜園の強い味方となってくれるエコな便利グッズも人気となっていました。
東京・北区に住む主婦、順子さんも「家庭菜園」に夢中になっている1人。
「青しそとバジルと三つ葉とサニーレタスが植えてあります」(主婦・木澤順子さん)
リビングの出窓に並ぶのは、ペットボトルやプラスチック容器に入った野菜たち。3月から順子さんが始めたのは、水と栄養だけで野菜を育てる「水耕栽培」です。
「部屋の中でやるならちょうどいいと思って」(木澤順子さん)
「水耕栽培」は面倒な土作りが必要なし。虫もつきにくいため、室内で行うにはいいこと尽くめだといいます。栽培の仕方もとっても簡単。食器洗い用のスポンジと豆腐の容器で種から育てた苗を、ペットボトルを利用した手作りプランターにセット。あとは水と栄養を入れておくだけなんです。
「鉢を買う必要もないのでお手軽ですね」(木澤順子さん)
この日、フサフサに育ったサニーレタスを初めて収穫することに。娘の咲空さんもお手伝いです。
「サニーレタス育てやすかった気がする。水替えて、栄養あげるくらいですぐに育ったから」(娘・咲空さん)
お皿にサニーレタスを豪快に盛り付けると・・・
「バジル使っちゃおうか。ここから」(母・順子さん)
「いい匂い」(娘・咲空さん)
自分で栽培したバジルも乗せれば「“採れたて”サニーレタスサラダ」の完成です。
「おいしい」(娘・咲空さん)
自分で育てた野菜が食卓に1つあるだけで、巣ごもり生活でのおうちご飯も気分をあげてくれる時間になっていました。
東京・稲城市に住むイラストレーターの大橋さん。育てているのはニンジン、キャベツ、赤大根から、エダマメ、パセリ、梅の木など、実に20種類以上。料理に使っている野菜のほとんどが、自宅で栽培したものだと言います。
「ニンニクなんかも1玉買うと300円くらいしちゃうじゃないですか、国産は。(栽培すれば)ものすごく増えます。育てた方がお得感があるものを選別してます」(大橋明子さん)
実は大橋さん、捨ててしまいがちな「野菜の切れ端やタネ」から再び野菜を育てる達人なんです。ユーチューブにも投稿している、その栽培方法のコツを見てみると・・・。芽が出たニンニクをもう一度土に植え、およそ半年後に再び収穫したり。鷹の爪の袋に溜まった古いタネから、唐辛子を収穫。そんな大橋さんが、家庭菜園初心者におすすめするのがスーパーでもおなじみの小松菜。
「おすすめの理由は栽培のしやすさ。誰が始めても簡単に育てることができる。ほぼ通年栽培が可能で、次から次へと新芽が出てきて長く楽しめる」(大橋さん)
しかも、この切れ端だけで延々に新しい小松菜が育ち続けるというんです。その名も「無限小松菜」の育て方とは・・・。
まず、中央の小さな葉を残した小松菜の根を1時間ほど水に浸けます。そして十分に湿らせた土に植え付け、あとは日当たりのいい場所で、水やりしながら育てること1週間。小さいながらも、食べられるサイズの小松菜に成長!中央の芽を残したまま収穫すれば、また1週間後には新しい葉が育ち“無限に”小松菜を楽しむことができるんです。この日摘んだ小松菜は、日本酒にピッタリの「チーズ焼き」に。
「自分が思いもしないような野菜の欠片から根が出たり葉が出たり。野菜が成長する姿を観察するのが面白いなと思ってハマっています」(大橋さん)
自分の手で栽培するという、豊かな時間に。育てたものを収穫して食べる喜び。おうち時間に2度オイシイ「家庭菜園」、始めてみてはいかがでしょう。
(15日18:23)
増える“家庭菜園デビュー” おうち時間で簡単に!
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