対面による外交が動き出しました。日米の外務・防衛の閣僚会合「2+2」。バイデン政権発足後、2か月というかつてない早さで開かれたその狙いとは?
00:00 バイデン政権で初「2+2」スピード開催
01:18 2+2 異例の早期開催 背景は変化の早さ
「2年ぶりの2+2を開催し、顔を合わせることができて非常にうれしく思います」(茂木敏充外相)
おととし4月以来となる日米「2+2」は16日、都内で開かれ、インド太平洋地域のさまざまな安全保障問題に日米でどう取り組むか議論を行いました。
「(最初の訪問先に日本を選んだのは)日米同盟がアメリカにとっても日本にとっても深く重要だからです」(ブリンケン国務長官)
会合では日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」と、ルールに基づく国際秩序を日米で推進していくことで一致、中国について「威圧や、安定を損なう行動に反対する」とし、海警法についても深刻な懸念を示しました。
また、北朝鮮については、完全な非核化への取り組みや拉致問題の即時解決の必要性も確認。防衛面では日米で今後、宇宙やサイバーを含めた協力を深化させる方針で一致しました。
【2+2 異例の早期開催 背景は変化の早さ】
「2+2」がアメリカの政権発足後、2か月というかつてない早さで行われた背景は、安全保障環境をめぐる変化の早さがあります。中国の軍事的・技術的な台頭に加え、コロナ禍という異常な事態に直面し、16日の会見で岸大臣は「2年前とは安全保障環境が大きく変わった」と強調しました。
こうした中、外務省幹部は「東アジア情勢の危機意識を日本側からアメリカ側に共有してきたことが前例のない早期の2+2開催につながった」と話します。日米両政府はその変化に対応するため、今年中に次の2+2を開催することでも合意。コロナ後を見据えた外交が加速していく見通しです。(16日18:33)
バイデン政権で初「2+2」スピード開催【記者解説】
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