医療従事者を対象に国内でも接種が進む新型コロナワクチンの副反応について厚生労働省の専門部会が初めて分析を行い、7例について重いアレルギー反応であるアナフィラキシーと判断しました。
東京都が12日に発表した新たな感染者は304人で、3日連続で300人を上回りました。先週金曜日よりも3人多く、前の週を上回るのは4日連続です。
東京都のモニタリング会議では。
「新規陽性者数は下げ止まりが見られます。今後、変異株により、急激な感染の再拡大する可能性があります」(猪口正孝副会長)
コロナ封じ込めの切り札として期待されるワクチン。国内では、11日までにおよそ18万人が接種しています。
「ワクチンは必ずリスクはあるわけですから」(田村憲久厚労相)
厚生労働省では12日、ワクチンの副反応を分析する専門部会が開かれ、先行接種した医療従事者2万人を対象に行った健康調査の結果が公表されました。それによりますと、およそ3%に1回目の接種以降、37度5分以上の発熱がありました。また、接種した翌日に痛みがあった人は、90%以上に上りました。
「筋肉痛みたいな肩の痛みと、私の場合は1回目のとき熱が出たんですけど、1日で落ち着きました。私のときは38℃後半。打った翌日の私の場合、夕方に発熱して、解熱剤を飲んだら次の日の朝には落ち着いた感じですね」(2回目の接種を受けた人)
さらに、重いアレルギー反応として国内で報告が相次ぐ、アナフィラキシーについては。
「接種後には一定の頻度でアナフィラキシー、またはアナフィラキシーのような症状が生じる可能性がある」(ワクチン副反応検討部会 森尾友宏部会長)
専門部会はアナフィラキシーの疑いとして今月9日までに報告された17例のうち7例について、アナフィラキシーと判断しました。一方で、残る10例については副反応ではあるももの、アナフィラキシーではないと判断しました。
「日本の現在の件数は、医療機関の報告数をそのまま計上させていただいているもの。(欧米の場合)予防接種の開始当時は報告頻度が高かったり、逆に丁寧に報告を求めた場合に頻度が高かったという研究報告がみられたりすることから、報告にばらつきがあるのが現状」(ワクチン副反応検討部会 森尾友宏部会長)
また、部会では、11日までにアナフィラキシーの疑いとして報告された37人の大半が女性であることを確認。「これから海外と比較してデータを集めていく」とさらに分析を進める考えを示しました。
「局所の痛みを除いては、インフルエンザと同じ程度かと思うが、2回目の接種がどうなるか心配しているので、データを集めて(部会で)報告する」(副反応検討部会 順天堂大学医学部 伊藤澄信客員教授)
(12日16:55)
アナフィラキシーは7例 副反応を初分析
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