JNNが独自に入手した東京都のワクチン接種に関する日程案です。予定通り4月から始まる自治体がある一方で、5月にずれ込む自治体があることが分かりました。
「こちらのイオンタウンでは、こちらに設けられたホールで一度、受け付けをした後、廊下を通って接種会場に向かうことになります」(記者)
買い物のついでに、ワクチンを接種・・・。5日、実際に集団接種が行われる大型商業施設で訓練が行われました。来月スタートする高齢者への接種に向けて着々と準備が進んでいます。
「4月12日からの高齢者の接種にしっかり間に合うように自治体と緊密に連携をして、準備を進めていきたいと思っている」(河野太郎 行革相)
国は、高齢者向けのワクチン第一便を来月5日の週に配送。来月12日から高齢者への接種を徐々に開始するとしていました。しかし、万事予定通りとはいかないようです。
これは、JNNが独自に入手した東京都のワクチン接種に関する資料です。そこには各自治体にワクチンを配分する具体的なスケジュールが記載されていました。最初にワクチンが提供されるのは、「世田谷区」「八王子市」とあります。
八王子市に聞いてみると・・・
「4月5日の週に2箱という話がきている。12日から(接種を)始められるかは、あれですけど、その週から始められることは決まっている」(八王子市 ワクチン接種体制確保担当 武井博英 課長)
資料によれば、まず、「世田谷区」「八王子市」で、来月12日の週から接種がスタート。それぞれにおよそ2000回分のワクチンが分配されます。その後、ご覧の自治体でも接種が始まりますが、多くの区市町村では4月中に接種を開始できず、5月3日以降になることが分かりました。5月にずれ込む自治体に届くワクチンは、わずか1000回分です。5月にずれ込むことになった三鷹市は困惑しています。
「GWに入ってくる、コールセンターだとか、予約もインターネットでは一部できるが、対応が止まる時期に入るので、連休明けにならないと、実際には接種もスタートできないのかなという認識」(三鷹市 保健医療担当部長 斉藤浩司さん)
複数の区市町村への取材によりますと、順番は高齢者の人口の多さで決められているようです。三鷹市の65歳以上の高齢者は4万1000人ほど。1人に2回接種することを考えると、今回の接種対象者は500人程度になります。これは全体のおよそ1%にすぎません。
「どういう形で対象者を絞り込んだり、どういう方法があるだろうと、今、頭を悩ませている。ワクチンの量を確定できずに、予約を受けるわけにもいかないので、もどかしい」(三鷹市 保健医療担当部長 斉藤浩司さん)
6月末までに高齢者およそ3600万人分のワクチン配布が完了する見通しは変わらないとする河野大臣。ところが、ヨーロッパにあるワクチン製造工場からの供給には不安要素もあります。イタリア外務省は、国内で製造されたアストラゼネカ製のワクチンをオーストラリアへ輸出するための申請を拒否したと発表。懸念されていた「ワクチンの囲い込み」が現実のものとなったのです。
「5月は相当数の供給が見込めると思っているが、5月最初の週の供給がいつ入ってくるのか、まだ確定していない。(Q.見通し示せるのはいつ?)分かりません」(河野太郎 行革相)
高齢者への接種が遅れれば、その後の一般の人への接種がさらに遅れることは必至です。(05日23:25)
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【独自】都ワクチン日程案、高齢者の接種 5月にずれ込みも
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