株価が3万円を超え、いま、少しでも資産を増やそうと投資への熱が高まっています。こうした中、一口100円から始められるなど、株だけでなくより身近な形の投資が注目されています。
「300万円・・・、320万円」
次々と高額な絵が落札されていくオークション。
「全部で・・・5000万、1億でもかまわない」(オークション参加者)
これまでは「富裕層が絵を所有する」というイメージが強かったアート市場ですが、実はいま、幅広い層の人が投資を目的に絵を購入しているのです。
都内に住む会社員の黒田さん。なんと14もの作品のオーナーです。
「リスク分散を考えて、なるべく多くの作品に少額ずつ投資をしようかなと」(黒田将昭さん)
黒田さんが利用するのは、「作品のオーナー権」が1枠100円から買えるというサービス。このオーナー権を売買することで利益を得るという仕組みです。こちらの作品は時価2000万円ほどですが、黒田さんはそのうちの3200円分の権利を購入。「オーナー権を買いたい」という人が増えたため、今ではその価値は4860円まで値上がりしました。オーナー権を持っていると、実際に作品を見られる機会もあるといいます。
「絵画の所有権を自分で持っているという、ほかの株式投資とかでは味わえないような特別感が魅力。うまくいけば数千倍とか数万倍とか大化けするのではないかという期待感、夢が持てる」(黒田将昭さん)
株価が高騰する中、株式以外の新たな投資先を探していたという人を中心に利用が広がっているといいます。
「一口100円という形でマーケットを作ることで、いろんな方々がアートマーケットに関与するようなシステムが作れれば」(ストレイム アートアンドカルチャー 長崎幹広CEO)
投資はアートだけではありません。この春から始まるのは、ウイスキーの樽に投資できるサービスです。価格はまだ未定だということですが、蒸留したての樽を買い、熟成後、価値が上がってから売ることで利益を得ます。去年、海外のオークションで55年物のウイスキーに8500万円の値がつくなど、ウイスキーも大きな利益を生む可能性があるのです。
「0歳のウイスキーは10年・20年ものと比べるとだいぶ安いので、それに投資するメリットはすごくある」(UniCask 田中克彦会長)
一方、こんな人も・・・
「山を買いました。自分自身もともと林業をしたいということで」(岩本卓也さん)
岩本さんは去年、この山を121万円で購入しました。コロナ禍でのキャンプブームなどもあって、山の購入者も急増中。キャンプ場などを整備して、他の人にも使ってもらうことで収入を得ようという人もいるといいます。
「趣味だけに200万円・300万円使う人って一握りの方だと思う。趣味プラス投資というふうに考えると現実的に可能なんです」(山いちば 比賀真吾さん)
裾野が広がる投資。身近なものが資産を増やすチャンスになるかもしれません。(02日15:16)
株価高騰で“注目” 熱視線 一口100円も・・・広がる“身近投資”
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