そこで、診断書の評点をどのように算出するのかを簡単にまとめました。
住む人の財産と人生を大切にした住まいについて、さいたま市より発信をしている田口寛英です。
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要約
『耐震診断書の読み方② 耐震診断書を渡されてもさっぱりわからないですよね。』の要約
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耐震診断書には通常、4つの標点(評価点)が表示され、建物が地震の際にどの方向に揺れるか(X方向とY方向)と、それぞれの階(1階と2階)ごとに評価される。
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最終的な評価は、この4つの標点の中で最も低いものとなる。
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この標点を算出するためには、以下の要素が考慮される。
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存在壁量: 現在建物に存在する壁の強さ。筋交いや構造用合板の有無などが評価される。
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偏心率: 建物の重心と剛心のずれを示すバランスの指標。体力壁がバランス良く配置されているかどうかが評価される。
◦
劣化度: 建物の劣化の程度。白蟻の被害、壁のひび割れ、床の傾きなどが評価される。
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保有耐力は、「存在壁量 × 偏心率による減点 × 劣化度による減点」で算出される。
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これに対して、建物の床面積や屋根の重さ、積雪の有無などによって必要耐力が算出される。
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最終的な評点(標点)は、「保有耐力 ÷ 必要耐力」によって算出される。
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新築時には劣化度による減点はないため、同じ存在壁量でも評価が高くなる傾向がある。
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耐震診断においては、偏心率(バランス)が厳しく評価される。
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重要なのは、最終的な評点の高低だけでなく、存在壁量、偏心率、劣化度のどの要素が評価を下げているのかを理解することである。
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家の弱い部分やその理由を正しく理解した上で、適切な補強対策を検討することが耐震診断の本来の目的である。
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診断結果を丁寧に説明し、住む人の不安を煽らない業者が良心的であると言える。点数の低さだけを強調し、理由を説明しない業者は、住む人のことを十分に考えていない可能性がある。
これらの情報を総合すると、耐震診断書を読む際には、最終的な評点だけでなく、内訳の4つの評点を確認し、さらにそれぞれの評点がどのような要素(存在壁量、偏心率、劣化度)によって決まっているのかを理解することが重要です。不明な点があれば、業者に積極的に質問し、納得のいく説明を受けるようにしまし
耐震診断書の読み方② 耐震診断書を渡されてもさっぱりわからないですよね。
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