乗降客数・世界一を誇る新宿駅から、中央本線を通り、山梨県の甲府・長野県の松本を結ぶ、特急かいじ号と特急あずさ号。
両列車共に、空気ばね式の車体傾斜装置を搭載したE353系に統一されており、新宿と松本を約2時間40分程度で結びます。
国鉄分割民営化後の路線では、比較的早く新型車両が導入され、高速化がすすめられた系統でもあります。
その理由は、新宿松本を中央自動車道経由で結ぶ、中央高速バスの松本線に対抗する為。
中央高速バスの松本線は、バスタ新宿と松本バスターミナルを3時間12分で結んでいます。
在来線特急列車であることもあり、ながらく、ライバルは高速バスでしたが、近い将来、強力なライバルが出現します。
それが、JR東海が建設を進めている、リニア中央新幹線。
現在、静岡県内の工事が停滞していることもあり、予定通りの開業は厳しいとみられていますが、一応公式発表として、品川名古屋間は2027年開業を目指して工事を進めています。
設置が予定されている駅は、品川駅、橋本駅、山梨県の甲府市内、長野県の飯田市内、岐阜県の中津川市内、名古屋駅です。
このうち、山梨県の甲府市内に設置される駅は、JR東日本が運行する、特急かいじ・あずさ号と、旅客の奪い合いになると予想されます。
リニアが開業されると、甲府から品川を約25分で結ばれる予定です。
対して、特急あずさ号の場合、甲府から新宿まで1時間30分程度かかり、朝や夕方ではさらに所要時間は拡大します。
25分で結ぶリニアに対して、特急あずさ号の場合、3倍以上の所要時間がかかる事になります。
このままでは、利用客はリニア中央新幹線に流れてしまいます。
そこで、中央本線の沿線自治体では、中央東線高速化推進同盟会が発足。
開業まで数年後に迫っている、リニア中央新幹線開業までに、特急あずさの所要時間短縮、中央本線の高速化は実現できるのでしょうか。
また、リニア中央新幹線開業後、中央本線はどう変わることが予想されるのでしょうか。
※こちらの動画は以前上げた動画をブラッシュアップした上で再編集しております。
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【リニアを超えようとした特急】時速160キロで走行する幻のスーパーあずさ
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