中国外務省は27日、南西部・成都市の米国総領事館について、現地時間午前10時(日本時間午前11時)時点で閉鎖したと発表した。対立を深める米中関係は新たな局面を迎えた。
中国外務省は27日、南西部・成都市の米国総領事館について、現地時間午前10時(日本時間午前11時)時点で閉鎖したと発表した。対立を深める米中関係は新たな局面を迎えた。中国当局は24日に閉鎖命令を出しており、それからわずか72時間での退去となった。
米政府は先週ヒューストンの中国総領事館の閉鎖を命令。中国政府の措置はこれに対する報復で、世界の2大経済大国間の関係は著しく悪化した。
成都の米国総領事館は1985年開設。ウェブサイトによると職員数は約200人。週末には荷物を運び出す職員の姿や、正門の外に掲げられた看板を撤去する作業員の姿が見られた。
正門前の警備は厳重だったものの、通りは通常の交通量があった。多くの市民が立ち止まって撮影を試みたが、警察官に阻止された。総領事館閉鎖に対する成都市民の声は様々だ。ある人は当然の措置だと話す一方、不安を感じるという人もいた。
成都の市民
「こんな劇的な展開になったので、少し落ち着かない気持ちだ。私が思うに…対米関係については、良いとか悪いとか私は話せない」
米中関係は貿易摩擦や新型コロナへの対応、南シナ海の領有権問題、香港問題など数々の問題で対立し、近年で最悪の状態に陥っている。(映像提供 ロイター)
成都の米総領事館を中国が閉鎖、悪化する米中関係は新たな局面へ
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