アジアで唯一、ゴッホのひまわりが新宿で見られる。東京・西新宿に7月10日、SOMPO美術館が開館するのを前に、9日、開館記念展「珠玉のコレクション」内覧会が行われた。街に調和する曲線が特徴的な6階建てのビルの3フロアにはゴッホやゴーギャン、セザンヌ、ピカソ、東郷青児作品を含む約70点がならんだ。
同館は、1976年、現・損保ジャパン本社ビルの42階に「東郷青児美術館」として開館。1987年にはゴッホが生涯で7点描いたうちの、5作目のひまわり(1888)を購入。多くの収蔵品を加えながら今年3月までの43年間で600万の入場者を迎えた。
新設されたSOMPO美術館は、新宿から文化芸術を発信する拠点となるにふさわしいランドマークを目指し、2015年に計画に着手。東郷青児の作品から着想を得た曲線が美しい彫刻のような建築でゼネコン大手の大成建設が設計、施工を担った。
当初は5月28日からSOMPO美術館「開館記念展」として開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期。来場者を予約制にして密を避けたり、体温検査、消毒液を設置するなどの策を講じて、7月11日の開館に至った。美術館前には原寸大のひまわりの陶板も設置され、大きさ、筆跡などを体感できる。
同館の中島隆太館長は「この街には「ひまわり」がある。世界の貴重な作品がここにはある。が、普段の街の中に普通に存在する親しみやすい美術館でありたい。」と話した。
開館記念展は9月4日まで、入場料は大人1000円、大学生は700円。高校生以下無料。
SOMPO美術館、10日開館 「アジアで唯一、ゴッホのひまわりがここにある」
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