ノーベル賞受賞のためスウェーデンを訪れている大阪大特任教授の坂口志文さんと、京都大特別教授の北川進さんは7日、授賞式を前にそれぞれ会見を行った。 自己免疫疾患から身体を守る制御性T細胞という免疫細胞の一種を発見した坂口さんは、この発見が医学研究の重要性を世界が認識する契機になることを望むと述べた。 ノーベル生理学・医学賞を受賞する 坂口志文さん 「今回のノーベル賞受賞によって、社会が医学および医学研究の重要性を認識することを願っている」 また新たな分子構造体「金属有機構造体(MOF)」を開発し、化学賞に決まった北川さんは、長期にわたる研究支援の重要性を訴えた。北川さんの研究は、気候変動や水不足といった課題への貢献が期待されている。 ノーベル化学賞を受賞する 北川進さん 「日本では10年間の研究資金枠を設定している。これは非常に良いことだ。基礎科学では成果に25年かかることもある。日本では基礎研究は長期、戦略的研究は5年など、カテゴリー分けを行っている。私は政府に対し、基礎研究資金を増やすよう何度も提言している」 授賞式は10日、ストックホルムのコンサートホールで行われる。(ロイター)
【ノーベル賞】坂口氏・北川氏が授賞式前に会見 基礎研究の重要性を強調
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