香港北部・新界地区の大埔(タイポ)の高層マンション群で26日、大規模な火災が発生し、当局によると少なくとも36人が死亡した。行方不明者は279人に上り、死者が今後増加する恐れがある。 消防隊は午後3時前、北部の大埔区にある2000戸規模の高層マンション群に出動した。マンションの一部は竹製の足場で覆われていて、強風によって炎は8棟のうち7棟に広がった。 この男性は建物を見上げながら、妻がまだ中にいると語った。他の住民たちも自宅が炎に包まれる中、通りに立ち尽くした。「もちろん気分はよくない。あれだけ多くの棟が燃えていて、その一部は人々の家の内部まで燃えているのだから、平気でいられるわけがない。我々の棟は火が消し止められつつあるように見えても、周りがあれほど燃えていれば、やはりひどい気持ちになる」 香港は世界でも珍しく、建築・工事現場の足場に竹がまだ広く使われている。安全性の問題から当局は3月、竹の足場利用を段階的に廃止する措置を打ち出し、公共工事の50%に金属製足場の使用を義務付けると発表した。
「妻がまだ中に」香港の高層マンション群で大規模火災 竹製足場、強風によって炎広がる 香港北部・新界地区の大埔(タイポ)
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