自分の手足を見れば「これは自分のもの」と分かる。このように、自分のパーツが自分の体に属しているという感覚は、身体所有感という。当たり前のことと思われるかもしれないが、その感覚が揺らぐ「ラバーハンド錯覚」という現象がある。視覚、触覚などの情報統合により、脳が偽のゴムの手を自分の手だと誤認する錯覚で、高度な処理、複雑な認知によって成立するものだ。人間のほか、サルなどでは知られているが、同様の錯覚はなんと無脊椎動物のタコでも起きるらしい。琉球大のタコ研究者が、最新成果で明らかにした。
この動画は、産経新聞の記者に、ラバーハンド錯覚を試してみたものです。
実験は、以下の学術論文などを参考に、人間のラバーハンド錯覚について、視覚的にわかりやすく伝わるよう設計しております。
Botvinick, M., & Cohen, J. (1998). Nature, 391(6669), 756.
Ehrsson, H. H. et al. (2007). PNAS.
また、30日公開のびっくりサイエンスの記事で取り上げているタコの実験の模様などについては、以下の、琉球大による研究論文のURLに動画があります。
https://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(25)00592-5
【実験】「ラバーハンド錯覚」記者に試してみた。びっくりサイエンス タコも「偽の腕」を自分のものと錯覚 琉球大チームが発見
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