衝撃の敗戦から一夜明け、絶対女王は強さを取り戻していた。レスリング女子50キロ級の3位決定戦で、須崎優衣がテクニカルスペリオリティー勝ち。マットの上から観客席を見ると、何度も両手を合わせた。「金メダルを獲得する姿を届けられなくてごめんなさいという気持ちと、ここまで一緒に戦って応援してきてくれた方々に感謝の気持ち」と胸中を明かした。
ほとんど動けず敗れた前日とは打って変わり、何度も何度もタックルを仕掛け、成功させた。前夜は「パリ五輪の金メダル、4連覇という2つの夢が同時に消えてしまった」と喪失感に襲われたが、多くのメッセージに奮起。「五輪チャンピオンの須崎優衣じゃなきゃ価値がないんじゃないかって思っていたけど、1人の人間として応援してくださる方が本当に多くいる」と改めて気づかされた。ここで折れるわけにはいかなかった。
右ひじにはテーピングが巻かれていた。関係者によると、6月中旬に負傷して1カ月ほど治療に時間を要したという。実戦練習がまともにできないまま挑むことになったパリで敗れたが、須崎はけがを言い訳にしなかった。
「この悔しさは4年後のロサンゼルス五輪で絶対にぶつけて、またチャンピオンに戻りたい」とただ前を向いていた。
衝撃の敗戦…強さ取り戻す レスリング女子銅メダルの須崎優衣 「悔しさはロス五輪で」 #paris2024 #olympics #須崎優衣 #レスリング
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