缶の蓋を開けると泡が立ち、ゆっくりとスライスしたレモンが浮かび上がる|。そんな〝世界初〟の仕掛けが施されたアサヒビールの「未来のレモンサワー」が11日から関東甲信越の1都9県で、数量限定販売される。この商品を一足先に体験できる期間限定店が4日、東京・渋谷にオープンした。若者のアルコール離れが進む中、感度の高い人が集まる渋谷から情報発信することで新たな顧客層を開拓し、市場の起爆剤としたい考えだ。
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大ヒットとなった令和3年発売の「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」で開発した、蓋を全開できる「フルオープン缶」の技術を応用。蓋を開けると炭酸による浮力が発生し、スライスした本物のレモンが浮かび上がるという設計で、果汁や香料では再現できない「本物のレモン感」を味わえるのが最大の特徴だ。
使用しているのは、世界有数の産地として知られる中国四川省安岳県(あんがくけん)産のレモンで、衛生面や品質を高めるためにポストハーベストフリー(収穫後の農薬不使用)のものを選別。厚さ約5ミリにスライスされ、食べて味わうこともできる。
発売するのは果実味や苦味を調和させた「ORIGINAL」(果汁5%)と、糖や香料を使っていない「PLAIN」(果汁3%)の2種類で、価格は298円(345ミリリットル)。一般的なレモンサワーの倍近い価格設定でプレミアム商品として訴求し、商品の違いを生み出すのが難しいとされるレモンサワー市場での差別化を図る。
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本格発売を前の販促地として選んだのが、流行の発信地として若者を中心に多様な人が集まる東京・渋谷。4日には渋谷パルコに、未来のレモンサワーを体験できる16日までの期間限定のバーが登場した。
設置された高さ3メートルの巨大な光る缶は自販機になっており、二次元コードをかざすと未来のレモンサワーが購入できる。ヒト型ロボットが商品を受け渡すスペースも設けられ、「商品名にもある未来感を演出した」(担当者)。
アサヒ〝世界初〟レモンサワーを東京・渋谷から発信
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