アイスコーヒーに果物を合わせる「フルーツコーヒー」は、コーヒーの苦みに甘みや爽やかさが加わり、夏に楽しみたい飲み物。フレッシュなフルーツを大胆に盛り込む見た目が写真にも映えそうだ。
「今年のコーヒーのトレンドになりそうです。フルーツが意外と合うという驚きと、見た目のかわいらしさが魅力」
■風味さわやか
コーヒー大手も、フルーツコーヒーに注目する。
「さまざまなアレンジができるのが魅力。果物が同じでも、いろいろな作り方が楽しめます」
こう語るのは、コーヒー関連の競技会で優勝経験のある土井克朗さん。UCC上島珈琲(神戸市)が運営するUCCコーヒーアカデミー東京校(東京都港区)で専任講師を務める。
同社が昨夏、期間限定で開いたアイスコーヒー専門店では、種類の中で、ハワイコナブレンドにパイナップルを加えたフルーツコーヒーが一番人気になった。
今回はオレンジを使った作り方を2通り、教わった。
「たとえば強い香りを含むオレンジの皮をフィルター代わりに使うと、香りがより一層、際立つようになるんです」
こう語りながら土井さんは、半分に切ったオレンジの果肉を少しくりぬき、皮の底に10カ所ほど小さい穴を開けてコーヒーフィルターを作ってみせた。
そのフィルターを、まず氷入りのコーヒーサーバーにのせる。次に柑橘系の香りがあるホンジュラス産コーヒー豆(粉)をフィルターに入れ、静かに湯を注ぐ。
オレンジの香りをまとったコーヒーが、ぽとぽと、したたる。出来上がった「オレンジコーヒー」に顔を寄せると、豆とオレンジのさわやかな香りが広がった。
夏の風物詩のアイスコーヒー フルーツとの組み合わせで〝意外性〟発揮
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