2025年大阪・関西万博のシンボルとなる大屋根(リング)など、万博会場の最新の整備状況が11日、関西プレスクラブの会員企業に公開された。リングはすでに約7割が完成。一部の民間、海外パビリオンや、会場中心部に整備される「静けさの森」などが姿を現しつつあり、来春の開幕まで400日をきり、会場整備は急ピッチで進められている。
リングは高さ12~20メートル、水平投影面積(真上から見た際の面積)は約6万平方メートルで、完成すれば世界最大級の木造建築物となる。屋根は来場者が歩行できるようになっており、この日は、見学者が実際に上った。今後、屋根につながるエレベーターなどの整備も進められる。
11日に公開された、大林組などが手がける北東工区では、柱や梁の大部分に、東日本大震災で被災した福島県浪江町の工場で加工された木材が使用されている。
また、リングの屋根からは会場中心部に森を整備するために、多数の木が植樹されている様子が伺えた。日本側が建設する「タイプC」と呼ばれる海外パビリオンの姿も確認できた。リングの下にはライトアップのための照明器具の設置も始まっていた。日本国際博覧会協会の担当者は「会場は夜も、とても美しくなる。ぜひ期待してほしい」とアピールしていた。
万博会場大屋根 リングは「7割完成」 森や海外パビリオンも姿現す
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