世界の優れた芸術家を顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第34回受賞者らによる合同記者会見が17日、東京・虎ノ門のオークラ東京で行われた。
今回の受賞者は、絵画=ヴィヤ・セルミンス(84)<米国>▽彫刻=オラファー・エリアソン(56)<アイスランド/デンマーク>▽建築=ディエベド・フランシス・ケレ(58)<ブルキナファソ/ドイツ>▽音楽=ウィントン・マルサリス(61)<米国>▽演劇・映像=ロバート・ウィルソン(82)<米国>―の5部門5氏。
画家のセルミンス氏は「東京に来るのは20年ぶり。とても楽しみにしていた」と述べ、今回の来日が13回目という現代美術家のエリアソン氏は「日本ではしばしばインスピレーションを得ることができる。多くのことを学んできた」と振り返った。日本の職人の質の高さを称賛した建築家のケレ氏は「この世界では仕事さえやっていれば人が自分を見つけてくれるのだと楽観的になれる」と述べた。能の影響を受けたという演出家のウィルソン氏は「日本の文化に近しいものを感じている。今回の受賞は私にとって大きな意味がある」と喜びを語った。
トランペット奏者のマルサリス氏は来日が遅れたため欠席した。授賞式は18日、東京・元赤坂の明治記念館で開かれる。
「日本の文化に親近感」第34回世界文化賞合同記者会見で受賞者
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