今年10月で芸歴55年となる93歳の大道芸人、ギリヤーク尼ケ崎さんの公演が16日夜、横浜市神奈川区の六角橋商店街で行われた。
心臓ペースメーカーが埋め込まれパーキンソン病などの病気と闘うギリヤークさんは、会場に車椅子で登場。津軽三味線の音に合わせてリズムを取りながら、数珠を振り回し祈りをささげる「念仏じょんがら」、一輪のバラを口にくわえながら手拍子に合わせて踊る「よされ節」など3演目を披露した。
最後まで踊り切ると腕を突き上げてガッツポーズ。その熱演に、観客から「ギリヤーク!世界一」「ありがとう!」と、掛け声が飛び交い盛大な拍手が送られた。
ギリヤークさんは「命がけで踊ってきました。まだまだ頑張ります」と観客に応えた。
ギリヤークさんは北海道函館市出身。昭和43(1968)年、東京・銀座で初めて街頭公演を行った。津軽三味線の音色に合わせた独特の踊りで知られ、これまで国内のほか、ニューヨークなど世界各国の街頭で踊り続け、「伝説の大道芸人」と呼ばれている。阪神大震災、東日本大震災の被災地でも犠牲者の供養のために踊っている。
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【大道芸人】93歳、まだまだ現役 横浜で魂の踊り 大道芸人・ギリヤーク尼ケ崎さん
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