中古車販売大手ビッグモーター(東京)で自動車保険の保険金不正請求が横行していた問題で、国土交通省は26日、道路運送車両法違反の疑いがあるとして、同社幹部へのヒアリング(聴取)を実施した。聴取には同日付で社長に就任した和泉伸二氏ら5人が出席。国交省の担当者が「事実関係を一つ一つ確認したい」と聴取への協力を求めると、和泉氏は「この度は大変お騒がせしております。誠に申し訳ございません」と謝罪した。
国交省は行政処分を視野に事実関係の確認を進めており、同法に違反する疑いがある場合は、事業場への立ち入り検査なども検討する。
ヒアリングは東京・霞が関の本省で行われた。同社幹部5人は冒頭、深々と頭を下げた。出席者は和泉氏のほか、サービス本部長兼BP(板金・塗装部門)本部長から同日付で副社長に就任した石橋光国氏と、内部統制監査室長の陣内司氏、サービス部長の若山哲也氏、BPテクニカルサポート部長の加治英之氏。
外部弁護士で構成する特別調査委員会の報告書では、ドライバーで車体を引っかいて傷をつけたり、ゴルフボールを靴下に入れて振り回し車体をたたいたりするといった手口で事故車両の修理代を水増し請求していたことが判明。サンプル調査では、計2717件のうち4割超の1198件で不適切な行為が行われた疑いがあると確認された。 報告書は「器物損壊罪にも当たり得る非常に悪質な行為だ」と指摘していた。
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ビッグモーター新社長 国交省聴取で謝罪
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