航空機を撮影するカメラマンが集まる「聖地」が大阪府豊中市にある。同市など3市にまたがる大阪国際(伊丹)空港の滑走路南端にあたる千里川の土手のことだ。着陸する航空機が大音響とともに土手の真上を通る。大きな機体が通過するたびに家族連れからは歓声があがった。
夜になり、滑走路は色とりどりのライトの輝きが増す。空港を目指す航空機の前照灯が、闇を切り裂く。ボディーは地上の照明を反射して輝き、まるで宇宙船のよう。
三重県四日市市から来たという20代の会社員の男性は、連休が取れたので、やってきたという。「迫力ある風景と、色んな撮り方ができるので何度も来てしまう」と話した。
空港そばのごみ焼却施設「豊中市伊丹市クリーンランド」の9・10階の展望フロアは、高さ約40mで、空港を一望できる。ここは第3日曜のみ無料で開放される。「クリーンランドを身近に感じて、市民の交流の場になってほしい」と開放の理由を説明する。航空会社とのコラボレーションイベントも開催され、参加した子供たちはマーシャリング体験や、制服を着て写真を撮るなどして高所からの景色と合わせて楽しんでいた。
猪名川沿いからは離陸する航空機を正面から望むことができ、その迫力に驚く。
大空へと続く関西の玄関口は、映像で切り取ってもワクワクする空間だった。
「映えるかんさい」は、関西地区を中心に、心ひかれる風景、引き立つ色を求めて企画・取材。第3火曜日、産経新聞夕刊に掲載しています
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「映えるかんさい」大阪国際空港
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