川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)で海上自衛隊の最新鋭潜水艦「はくげい」の引渡式及び自衛艦旗授与式が開かれ、隊員や社員から見送られて呉基地(広島県呉市)に向けて出港した。
はくげいは白鯨と書き、白いマッコウクジラを意味する。「たいげい」型潜水艦の2隻目で令和3年に進水、建造を進めてきた。リチウムイオン電池を搭載し高い潜航性能を持つ。魚雷発射装置やTCM(魚雷防御システム)、艦首アレイ・側面アレイ等の高性能ソーナーを備える。基準排水量3000トン、全長84m、全幅9.1m。喫水10.4mで乗員約70人。建造費約720億円。
川崎重工業の橋本康彦社長から防衛省の鈴木敦夫事務次官へ引き渡し書を授受。音楽隊の演奏に合わせて乗組員が乗艦し整列した。鈴木次官は艦上で中国、北朝鮮の情勢や、ロシアのウクライナ侵略について触れ、日本の安全保障環境は戦後最も差し迫った状況にあるとし「伝統あるわが国の潜水艦部隊を牽引してほしい」と訓示。
午後には艦長へ花束が渡されたのちに。隊員らが乗り込み「はくげい」は蛍の光が演奏される中、同社の西浜岸壁を発った。(3月20日取材)
※音声の字幕は自動変換と、それを元に補正したものです※
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最新鋭潜水艦「はくげい」就役
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