【ワシントン=坂本一之】米空軍は16日、黒海上空で米軍の無人偵察機「MQ9」にロシア軍戦闘機「スホイ27」が衝突した問題を巡り、衝突位置やMQ9を落下させた位置を示す地図を公表した。米CNNテレビは同日、ロシアがMQ9の一部残骸を回収したとみられると報じた。
米空軍によると、MQ9にスホイ27が衝突したのはウクライナ南部クリミア半島から50~60カイリ(93~111キロ)離れた公海上の上空。MQ9が落下した地点は半島から75~85カイリ(139~157キロ)離れた公海上だとしている。
CNNが米当局者の話として報じたところによると、ロシアが回収したとみられる残骸はグラスファイバーなどの破片だという。
MQ9の機密情報を巡っては、米側が遠隔操作でソフトウエアなどを消去したとされる。米国防総省のライダー報道官は16日の記者会見で、「MQ9の情報を保護する措置を講じた」と説明した。
米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長は15日の記者会見で、MQ9の残骸に「価値はない」と述べている。
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ロシア、偵察機残骸一部回収か 米軍が衝突の位置公表
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