眼下に広がるきらびやかな夜景。高層ビルの立ち並ぶ駅周辺、光の道となって浮かび上がる中央通り。人口119万人を抱える中国地方最大の都市、広島の市街地だ。
令和元年に広島平和記念資料館が企画展で公開した写真がある。米陸軍のカメラマンだったウィリアム・E・ジョーンズ氏が撮影した、終戦直後の広島の航空写真だ。戦時中に米軍が撮影した被爆地の写真は、高い高度から垂直に撮影したものが多かったが、この写真は低空から俯瞰して撮影されており、被害の状況が分かりやすい。
同じ位置にヘリを進めてみた。瞬く都市の灯を見ていると、大戦末期に焼け野原となっていたことがにわかに信じがたい。
ジョーンズ氏は写真の収集に際して行われた資料館の聞き取りに対して、このように述べたという。
「ここでの数々の死について知ったとき、私はとても悲しくなった。私は広島・長崎への原爆投下を誇りに思わない、それが戦争を終わらせたのだとしても」
昭和20(1945)年、米軍によって原子爆弾が投下されたこの地で、3カ月後の5月19~21日に先進7カ国首脳会議(G7サミット)が開催される。ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、平和の尊さを伝えるこの場所でサミットが開かれる意義は大きいだろう。(写真報道局 桐原正道)
78年・・・煌めく広島 平和の重み
カテゴリ一覧
スポーツ
ニュース
音楽
ラーニング
趣味
グルメ
ガールズ
ゲーム
ギャンブル・宝くじ
エンタメ
アニメ・漫画
どうぶつ