日産自動車が23日、長野県立科町の女神湖で氷上試乗会を開催した。女神湖は白樺高原にある人造湖で、パワースポットとしても知られている。冬場は湖面が凍結するため、車の氷上性能を体験できる場所として活用されている。夏場はボートやカヌーを楽しめるという。近くには白樺高原国際スキー場がある。
女神湖には正午に到着。天気は晴れ間が見えるが、気温はマイナス5度と肌寒かった。氷上を歩いて、転倒しそうになったが、何とか踏みとどまった。この上を車が走るとなると、どれくらい滑るのか、少し不安がよぎった。
試乗車は電気自動車(EV)「アリア」や人気のスポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」、スポーツカーの「GT-R」や「フェアレディZ」などが用意されていた。
氷上に2トンを超える「アリア」があると思うと、こんな重さに耐えられるのかと感じた。日産によると、氷の厚さは36センチだという。
まずは今回の目玉となるEV「アリア」で外周路コースを試乗してみた。滑ることを覚悟していたが、乗り味はどうだろうか。滑らかな走りだしでスリップせず、蛇行してもハンドルを切った方向に進み、外に膨らむこともなかった。氷上でも安定した走りができたのは、日産独自の4輪制御技術「e-4ORCE」の運転サポートがあったためだ。この技術は状況に合わせて、4輪の駆動力を自在に制御して、ドライバーの意のままの走りを提供するという。
日産のEV「アリア」で氷上を試乗 滑らかな走りだしで、蛇行も膨らまず
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