【キーウ(キエフ)=佐藤貴生】ウクライナの首都キーウ近郊で18日、内務省高官らの搭乗したヘリコプターが墜落し、モナスティルスキー内相ら15人が死亡した。墜落の原因は明らかにされていない。現場は幼稚園近くで、第1内務次官ら高官のほか、子供3人が死亡した。
ウクライナメディアは当初、死者数を17人と報じていたが、ゼレンスキー大統領が15人と確認した。ゼレンスキー氏は墜落について「恐ろしい悲劇だ」と交流サイト(SNS)に書き込み、関係当局に調査を命じたと明らかにした。
これに先立つ17日、ゼレンスキー氏はビデオ声明で、オランダから地対空ミサイルシステム「パトリオット」の供与を受けると述べた。オランダのルッテ首相から決定内容を伝達されたとしている。
ウクライナにパトリオットを供与するのは米国、ドイツに続き3カ国目。ゼレンスキー氏は各国に謝意を表明した上で「これは始まりに過ぎない」と述べ、今後も防空能力を向上させていく方針を強調した。
一方、ロシアのショイグ国防相は17日、露軍の定員を現在の100万人規模から2026年までに150万人に増やすことを明らかにした。国防省高官らとの会議で、プーチン露大統領の決定として説明した。
ショイグ氏は26年までに「軍改革」を進めるとし、昨年9月に併合を宣言したウクライナ東・南部の4州には常駐部隊を設ける方針を示した。
ウクライナ侵略で苦戦が続いており、プーチン政権は軍の立て直しを図っていくとみられる。
ゼレンスキー氏「徹底調査を指示」 ウクライナのヘリ墜落
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