世界の優れた芸術家を顕彰する「高松宮殿下記念世界文化賞」(主催・公益財団法人日本美術協会=総裁・常陸宮殿下)の第33回受賞者らによる合同記者会見が18日、東京・虎ノ門のオークラ東京で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開催は3年ぶり。
出席した受賞者は、絵画=ジュリオ・パオリーニ(81)<イタリア>▽彫刻=アイ・ウェイウェイ 艾未未(65)<中国>▽建築=妹島(せじま)和世(65)+西沢立衛(りゅうえ)(56)/SANAA<日本>▽音楽=クリスチャン・ツィメルマン(65)<ポーランド/スイス>▽演劇・映像=ヴィム・ヴェンダース(77)<ドイツ>―の5部門6氏。
美術家のパオリーニ氏は「60年を超える芸術活動は無駄ではなかった」、美術家・建築家のアイ・ウェイウェイ氏は「私にとって特別なときとなった」とそれぞれ喜びを語った。建築家の妹島氏は「多様な方々と一緒にいられる空間をという思いでつくってきた」、西沢氏は「建築設計はみんなで集まって、ようやくつくれるもの」などと述べ、関係者への謝意を表した。
ピアニストのツィメルマン氏は「世界文化賞こそ、音楽家にとって最高の賞だ」と語り、映画監督のヴェンダース氏は「皆さんと一緒に座らせていただき感動している」と話した。
米国の国際顧問に就任したヒラリー・ロダム・クリントン元米国務長官も登壇し、「芸術・文化は非常に重要な形で人々を結びつけるものであり、希望を与えてくれる」と挨拶した。
授賞式は19日、東京・元赤坂の明治記念館で開かれる。
第33回世界文化賞、受賞者6人が喜び語る 3年ぶりに合同記者会見
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