【ロンドン=板東和正】死去したエリザベス英女王のひつぎが13日、女王が治世の大半を過ごしたロンドンのバッキンガム宮殿に到着した。宮殿周辺に集まった大勢の市民に見守られながら、女王のひつぎを乗せた霊柩車が宮殿の門をくぐった。ひつぎは14日から英議会議事堂のホールに安置され、一般市民の弔問を受ける見通し。
ひつぎは13日、北部スコットランドのエディンバラからロンドンに空軍輸送機で搬送。その後、バッキンガム宮殿に霊柩車で移動した。ひつぎに同行した女王の長女、アン王女は同日、「母の最期の旅に付き添うことができたのは誇りであり、光栄だ」とのコメントを発表した。
ひつぎは宮殿で一晩安置された後、英議会議事堂で14日夕から19日早朝まで一般市民の弔問を受ける予定。英大衆紙ミラーなどによると、弔問希望者は70万人以上になると見込まれており、弔問するには数十時間列に並ぶことも予想される。女王の母、エリザベス皇太后が2002年に死去した際には、20万人以上が弔問に訪れたという。
今月19日にはロンドン中心部のウェストミンスター寺院で国葬が執り行われる。同寺院は王家の戴冠式や結婚式が行われる場所でもあり、女王は1947年に故フィリップ殿下と結婚式を挙げた。
エリザベス英女王のひつぎ、バッキンガム宮殿に到着
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